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睡眠を考える!

読売新聞 2018年7月23日
ニュース・解説

睡眠を考える(下)生活習慣の改善大切


福岡市の片づけコンサルタント、宮崎佐智子さん(55)は毎朝、午前6時頃に起きて、一人暮らしをしている大学生の長男(23)から「起きた」というメールが来るのを待つ。
午前7時までに連絡がなければ、固定電話を鳴らして起こすことになっているが、「だいたい自分で起きているようですよ」とほほ笑む。
長男は高校1年の時、強い眠気に襲われる病気「ナルコレプシー(過眠症)」と診断された。「たるんでいる」などと誤解されがちだが、高校の先生がこの病気のことを知っていて、受診を勧めてくれたのだ。
主治医からは、投薬治療と並行して、規則正しい生活を保つよう指導された。
高校時代は宮崎さんが毎朝起こし、始業時間には間に合うように登校できた。
しかし、浪人生活になるとリズムが崩れ、予備校にも通えなくなった。
2浪目は予備校の寮に入り、集団生活を経験したことで、リズムを自分で整えられるようになったという。
 宮崎さんは長男の病気をきっかけに、一般社団法人「日本睡眠改善協議会」(東京)が認定する睡眠改善インストラクターになった。
ネット上でナルコレプシーの患者や家族のグループを作り、相談を受けたり、専門医につないだりするサポート活動をしている。
片づけと子育てをテーマに小学校などで講演をする際には、睡眠についても話をする。子どもの睡眠リズムの乱れに悩む保護者から相談を受けることも多いそうだ。
 「睡眠障害のある人も、問題がない人も、基本は同じ。
健康を保つには、十分な睡眠やバランスの取れた食事など、生活習慣を整えることが大切です」。
毎朝決まった時間に起きて太陽の光を浴びることや、朝食をとることが、睡眠にかかわるホルモン「メラトニン」の分泌を促してくれる。
「質のいい睡眠を取ることで、一日の過ごし方も変わってきます。眠りの基本を知って、充実した暮らしを送ってくださいね」と宮崎さんは話す。
 ※このシリーズは玉城夏子が担当しました。
◇ 
【 睡眠習慣チェックリスト 】  「できている」は○、「できそう」は△、「できない」は×。宮崎さん監修
毎朝ほぼ決まった時間に起きる
( )
午前中に太陽の光をしっかり浴びる
( )
昼食後から午後3時の間に、30分以内の昼寝
( )
夕方に軽い運動や散歩をする
( )
布団に入る1時間前に部屋の明かりを少し落としてリラックス
( )
寝床でテレビ、スマホは見ない
( )
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