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「馬鹿」とは目の前の事実をみとめないこと
平日はなかなか時間の制約があり、ブログへの書き込みができません。自らのブログに向き合えるのは休日くらいでしょうか。
さて、今日は何気なく相手を蔑んで使ってしまう「馬鹿」ということばについての書きます。ある文献を読んでいて妙に納得してしまいました。この言葉の由来は、秦の始皇帝の死後、2世皇帝の下で、首相を勤めていた趙高がクーデターを計画していました。しかし、趙高はどの臣下が自分の計画に賛成か反対か見極めがつきませんでした。そこで、趙高は臣下の忠誠心を試す為に、あるとき2世皇帝に鹿を献上して、「これは馬でございます」と云いました。
2世皇帝は笑って臣下たちに話しかけました。「首相はどうかしている。鹿を馬だとは」と云って笑い飛ばしました。それに対して、臣下のある者は「いえ、馬でございます」と言い、ある者は「やはり鹿でございます」と答えました。
趙高は、鹿と答えた者たちに罪をかぶせて処刑した後にクーデターを起こしました。2世皇帝は自殺してクーデターは成功。そして趙高は2世皇帝の兄の子を秦王に仕立てて傀儡にしたのですが、今度はその秦王の計略によって趙高は殺され、結局は趙高の野望は挫折しました。
馬鹿の語源はこのような事柄で、「鹿を指して馬となす」ともいいます。つまり、事実を曲げてしまう人や間違いを押し通す人、そして目の前の事実を認めない人を「馬鹿」というそうです。
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