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登城日 2013年 9月 4日(水)曇 難易度 ☆ 場所 神奈川県川崎市中原区小杉陣屋町2-10-55 小杉御殿裏門跡付近から東を見る。 この道の北側に小杉陣屋があったと云う。 付近の町名は「小杉陣屋町」。 住宅街に入って行くと小杉陣屋町中公園があります。 この辺りが陣屋跡。 公園の西側に陣屋稲荷があります。 【小杉陣屋と次大夫】 稲毛領、川崎領を潤す二ヶ領用水の建設。 徳川家康の命を受けた代官小泉次大夫は、ここに陣屋を設け14年に及ぶこの難工事の指揮に当った。 地名「小杉陣屋町」はこれにちなむ。 天文8年(1539)、駿河国富士郡小泉郷(現在の静岡県富士宮市小泉付近)にて今川義元家臣・植松泰清の長男・吉次として出生。 当初は今川氏真に仕えるが、今川氏没落後は徳川家康に登用され、このときより「小泉」姓を名乗る。 天正18年(1590)に関東六ヶ国に転封となった徳川家康が江戸近郊の新田開発を計画した際、五万石相当の土地を預かる代官職に抜擢された次大夫は、多摩川から農業用水を引く用水路敷設を進言して採用され、以降稲毛・川崎領(現在の神奈川県川崎市)に移り住み用水奉行を務める。 小杉陣屋跡から少し北へ行った所にある妙泉寺跡。 慶長6年(1601)次大夫が廃寺を妙泉寺と名付け再興。 安房国(千葉)小湊の妙本寺から僧「日純」を招き、用水路開削工事の成功を祈念。 徳川家康や秀忠は日純との会話を楽しみにしていて、しばしばこの地を訪れたと云う。 そして、14年かかる難工事の末、二ヶ領用水を完成させた。 元和5年(1619)、代官職を養子の吉勝に譲るとともに、妙泉寺を川崎領砂子(現在の川崎市川崎区宮前町)に移し、妙遠寺と寺名を改めた上で隠居した。 元和9年(1623)12月8日没。 享年85。 その後、代官職は吉勝を最後として断絶。 陣屋もいつしか無くなってしまったようだ。 時間が余ったので付近を探索。 中原街道を東へ。 石橋醤油店前に八百八橋。 【碑橋 八百八橋】 江戸と平塚を結んでいた中原街道は、物資や農産物の輸送に欠かせない道として地域の生活に深いかかわりを持ってきました。 今も街道沿いには、小杉御殿跡や名主家長屋門、陣屋跡、石仏などが残り、この地域で織り成されてきた歴史を偲ぶことができますが、今でも地域に語り継がれているものの一つに、「八百八橋」があります。 18世紀の中頃に、丸子の渡し周辺の旧松原集落の街道沿いで、「ほしかや」の二代目として肥料問屋を営んでいた野村文左衛門が、地域の人々のために中原街道筋に千個の石橋をかけることを思い立ち、安政3年にこの世を去るまでに数多くの石橋をかけ、その功績から後年「八百八橋」として、人々に語り継がれるようになったものです。 昭和39年には、武蔵中原観光協会が八百八橋の顕彰碑とともに石橋を一部復元し、武蔵小杉駅北口駅前広場に展示しましたが、広場の改修にともない顕彰碑と歩道の中に埋め込まれた石橋の一部が残されているだけとなってしましました。 そこで、特定非営利活動法人小杉駅周辺エリアマネジメントでは、平成20年2月16日に「八百八橋をさがせ」と題して、この忘れられた「八百八橋」を子供達とともに探しだし、ワークショップを行い保存の道筋まで検討しました。 子供達の「八百八橋を残して」という思いをうけ、地域で育まれてきた歴史や、地域に刻まれたまちづくりへの思いなど、野村文左衛門を始めとする先人の思いを次世代に橋渡しする取り組みとして、武蔵中原観光協会との共同事業で、関係者の理解と協力を得ながら、ここに「八百八橋」の移設を行ったものです。 平成20年5月吉日 さらに東へ。 長屋門があります。 【旧名主家と長屋門】 江戸時代この辺りの名主の代表格だった安藤家。 代官から賜った長屋門が今に残る。 門の内側にある高札のほか、この旧家には古文書、絵図など貴重な歴史資料が多く残されている。 長屋門は閉じられていて中が見れなかった。 さらに東へ。 中原街道の道標。 旧原家母屋跡地。 石碑。 【旧原家母屋跡地】 原家九代目文次郎は、明治24年から22年の歳月をかけて、この地に母屋を大正2年に完成させました。 総ケヤキ造りの母屋は、高度な木造建築技術を駆使した明治時代を代表する建築物として平成13年に川崎市の重要歴史記念物に指定されました。 11代目正巳はこの建造物を多摩区にある川崎市立日本民家園に移築復元することによって、後世の多くの人々が郷土の暮らしぶりや、先人達の知恵を学ぶ屋舎として活用されることを望んだものです。 平成21年1月 12代目 原正人 (おまけ) 法制通り商店街の今市橋にある二ヶ領用水のマスコット「ニカッパ君」。
反対側は子供? 夜行性? 4月。 5月。 春夏秋冬衣替えしています。 |
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2015年04月01日
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