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「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」 |
読書の時間
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相変わらず多忙なんですが |
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乙一の小説”暗いところで待ち合わせ”が映画化され11/25に公開されます。 2005年に公開された”ZOO”はまだ観てません。 観たいのですが、なかなかチャンスが無くて… でも”暗いところで待ち合わせ”は観たい! 乙一の数ある作品の中でも、この作品はかなりイイです。 ストーリー 視力をなくし、独り静かに暮らすミチル。 職場の人間関係に悩むアキヒロ。 駅のホームで起きた殺人事件が、寂しい二人を引き合わせた。 犯人として追われるアキヒロは、ミチルの家へ逃げ込み、居間の隅にうずくまる。 他人の気配に怯えるミチルは、身を守るため、知らない振りをしようと決める。 奇妙な同棲生活が始まった。 予告編↓ 乙一の小説は、「絶対映像化できないだろうな」と言うものが多いです。 この”暗いところで待ち合わせ”もそんな作品です。 盲目のミチルの感覚が、映像でどこまで表現できるか興味津々です。 詳しくはコチラ↓ |
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相変わらずセブンは帰ってきません。 今日も読書ネタです。ハイ。 今日は太田哲也氏の”クラッシュ”と”リバース”です。 太田哲也をご存知でしょうか? このブログに訪問していただいてる方は車好きの方が多いので ご存知の方も多いと思います。 Tipo読者ならおなじみでしょうね。 太田哲也氏は”日本一のフェラーリ使い”と言われたレーシングドライバーです。 いや、”でした”の方が表現が正しいでしょう。 彼は1998年5月、全日本GT選手権第2戦にフェラーリF355で出場した際に大雨の中の 多重クラッシュに巻き込まれ、全身の40%に大火傷を負いました。 この2冊は再起不能といわれる状態から懸命なリハビリを重ね復帰するまでのノンフィクションです。 ”懸命なリハビリ”と一言で片付けてしまっていいのか?と思うほど壮絶な内容で 火傷により失った体の機能はもちろん、絶望の淵に立たされた心の葛藤は 想像を絶するものがあります。 太田氏の「なんで生き返ったのか」という言葉が、当時の治療の辛さと絶望感を表しています。 絶望から這い上がる時の心境の変化、そして自分に勝った時の言ったセリフ 「ざまぁみろ」 人間の強さを思い知らされました。 太田哲也氏の事故のニュースは当時Tipoで知り衝撃を受けました。 そしてその後、太田氏の回復を知り嬉しく思っていました。 しかし同時にレース主催者側の対応に憤りも感じていました。 ドライバーのミスとして事故を終わらせようとしていたからです。 (現在太田氏とレース主催者側は和解が成立しております) 私は車が好きで、モータースポーツが好きです。 よくレーシングドライバーは死と隣り合わせの危険な職業と言われています。 しかし私はそのようには思いません。 レースは安全であることが大前提であるべきです。 好きなドライバーがレースによって命を落とすなんてあってはならない事です。 1994年のサンマリノのような思いはもう二度としたくない… 随分話がそれましたね。 太田氏は現在ジャーナリストとして活躍しております。 車の事だけでなく「生きる事の素晴らしさ」「生きる力」を伝えてくれています。 ”太田哲也に負けないように、もうちょっとカンバってみようかな”って思える本です。 車好きな方も、そうでない方も読む価値アリです。
生きる力を貰えますよ。 |
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いつもフザケておりますが、今日はマジメに書きます。 今読み終わりました… ”やりきれなさ”でいっぱいです… 心にナイフをしのばせて 28年前に横浜で起ったサレジオ事件の遺族と加害者のその後を追ったノンフィクションです。 ※サレジオ事件 1969年(昭和44年)、神奈川県川崎市サレジオ高校(現在は移転)にて、 同校に入学したばかりの少年Aが同級生の加賀美洋君をめった刺しにした上、首を切断して殺害。 犯行に使われたナイフは犯行数日前に少年Aが万引きしたもので、事件直後、 少年Aは事件の隠蔽工作を謀っている。(少年Aの計画性と冷静さがうかがえる。) 少年Aは被害者少年からのいじめを理由として凶行に及んだと主張。 しかしながら、周囲や同級生の証言からは殺害に及ぶほどのイジメには見えなかった。 事件後、被害者の母親は2年近くも寝込み、その間の事件も含めた記憶をなくし 妹も涙を流せないほど感情を無くし、はてにはリストカットを繰り返す。 家族の前では強い父を演じ続ける寡黙な父親… 崩れ落ちそうな家庭を、必死で本来の姿まで取り戻そうと精一杯生きるばかりに 加害者を恨む余裕さえない。 しかし加害者は今、大きな法律事務所を経営する弁護士になって社会復帰を果たしているのです。 その上、賠償金の支払いも行わず、それどころか被害者への謝罪の一言も無い。 たしかに少年法という法律が日本にはある。 加害者も事件当時15歳であった為、少年法で保護され少年院に送致され更生の道を歩んだ。 その後、弁護士になるのも法的には何の問題も無い。 (少年の犯罪は”前歴”であり”前科”ではない為) 厳密に言えば加害者男性に法的責任は一切無い。 (賠償金支払い義務は加害者の父親(故人)にある為) ただ慰謝料の支払いも行わず、謝罪も行わない、それどころか被害者家族に対して 思いやりも反省も何もない対応をとっている加害者は”人として”どうなのか!! 被害者はプライバシーも守られず、経済的救済も受けられないのに 加害者は国からの莫大な費用で更生させている… 強い憤りを感じました。 絶対間違ってる! 私達に何かできることは無いのでしょうか? せめて遺族のご家族の方が今後少しでも穏やかに暮らしていける様に願います。 |





