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10月6日(金)雨
何にもないカメハメハ大王の生誕地らしい場所を後にして、次に大王像を探しに行きました。
この近くにあるはずです。270号線を北上しました。しばらくして道路の両脇に民家が現れ、ときどき車や人の姿、自転車に乗ってる人に出会うようになりました。
道の左側に、カメハメハ・パークの看板が見え、さらに少し進むと右側に、いきなり大王像が目に飛び込んできました。あったー! ナビ機も目的地に着いたといいました。
駐車場に車を止めて石段を登ると、堂々たる体格の大王像がありました。でもオアフ島にある金ぴかの像と違って、安っぽいペンキ塗りの銅像でした(写真1)。
そばの掲示板に、銅像の由来が書いてありました。読むと、これは、昔、パリで作られたカメハメハ大王像のオリジナルだそうです。
ところが輸送中に船が沈没してしまいました。そこで作り直して、オアフ島に設置しました。後に、沈没船からオリジナル像を引き上げ、ペンキを塗って、この地に設置したとのことです。これも金メッキにすれば良かったのに思うのですが、財政難なのでしょう。
そばには歴史館みたいなものがありましたが、お休みでした。一帯に芝生が敷き詰められ、大きい木が2本ありました(写真2)。
歴史館の後には、立派な平屋の木造建築がありました。裁判所でした。ここもお休みでした。もっと奧には、3階の建物がありましたが、警官が二人いたので、近寄れませんでした。たぶんお役所でしょう。
近くのカメハメハ・パークに行ってみました。しかしここは、ただの運動公園でした。野球場やテニスコート、プールがあり、さらに奧はゴルフ場(写真3)でした。公園は事務所も運動場もお休みで、スポーツを楽しんでいる人はいませんでした。
車を降りて、ゴルフ場に入ってみました。芝生がきれいです。管理人みたいな人がいましたが、とがめられませんでした。ふと、若い頃のことを思い出しました。
・・・・子供たち数人を連れて鎌倉にハイキングに行きました。鎌倉の山中できれいな芝生の場所を見つけました。お昼だったので、みんなそこに座って昼食にしました。するとどこからか男が現れて、「ここはゴルフ場だ、出てけ!」と大声で怒鳴られました。
以来、私はゴルフ場とゴルフが嫌いになりました。日本のゴルフ場は自然破壊だと思ったり、ゴルフをブルジョア・スポーツと思ってしまうのです。ゴルフする人を見ると、「サラリーマンの成り上がりめ、何を気取りあがって」といいたくなります。・・・・ゴルフ場の先は海でした。
車に戻って、次に海が見える展望台に行くことにしました。車はカメハメハ大王像の町を抜け、くねくねした道に入りました。小さな橋を渡りましが、これはハワイ島で初めてのことでした。ハワイ島東側一帯には、まったくといっていいいほど、川がありません。
やがて道は行き止まりになり、車数台が止まっていました。西洋人たちが海を眺めていました。展望台のようです。われわれも車を降りて、景色を眺めました。
すると、ああ絶景かな・・・・・・。
もし私が芭蕉だったら、あまりの美しさに、筆を投げ捨てたでしょう(写真4)。
展望台の先に急な坂道がありましたので、降りてみましたが、海岸までは、かなりの高さです。帰りがきついと思ったので、途中でやめました。
帰りは来た道をそのまま戻らず、ガイドブックお勧めドライブコース・250号線を通ることにしました。道は高原にあります。ゆるやかなアップダウンがあり、周囲は緑の草が生えた広々とした牧場でした。ところどころに牛や馬が見えました。
惜しいことに、雨が降ってきました。途中、車を止めて、景色を眺めました。小雨に霞んで、海が見えました。われわれのホテル一帯も眺められました。
再び車に乗って、ワイメアという町に寄りました。小さな町でした。連れたちは、長いことお土産屋に入っていましたが、私は少しだけ見て回り、後は外の花を見て歩きました。写真はすでに載せましたので、省略します。
帰りも車は、ナビ機にしたがって走らせました。
何事もなく、無事ホテルに戻りました。
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