|
10月5日(木)雨
ハワイ島滞在6日目、カメハメハ大王の生誕地と大王像を探しに行くことにしました。
カメハメハ大王はハワイを統一した王様で、ハワイ島生まれです。金ぴかの大王像がオアフ島の州都庁前にもありますが、生まれ故郷の像のほうが価値がありそうです。
ガイドブックに、カメハメハ大王の生誕地は、ハワイ島北部東海岸にあり、大王像はハワイ島北端にあると書かれています。
ハワイ島の道路は車も信号も少ないので、車は毎時80kmないし100kmで走れます。ホテルから1時間半もすれば、目的地に着くと思われました。
レンタカーにはナビ機が付いています。われらのドライバーと隣席のナビゲーターは、出発前に、目的地をカメハメハ大王生誕地にセットしました。
ホテル付近では、ナビ機は快調でした。女性の声で「2マイルポイント・ライトリターン」、「ポイント5マイル・ライトリターン」、曲がり角で「ライトリターン」などと指示します。
まことに便利で、地図なんていらないヤーと思いました。ところが19号線に出るとき、左に曲がるはずが、右(ライト)に曲がれと指示したのです。
「おかしいな」と思いましたが、すぐに右に回れというだろうと思っていました。右、右と曲がれば、目的の方向に向かうはずです。
ところが一向にその指示がありません。30分ほどそのまま走り続け、コナ空港に着いてしまいました。いくらなんでも間違っています。
車を止めて、ナビ機を確認したら、セットの位置が1つずれて、カメハメハ三世生誕地にセットされていました。カメハメハ三世の生誕地は、カイルア・コナ付近にあります。
ナビ機のセットが間違っていました。
今度は、カメハメハ大王生誕地に正しくセットしました。
車を走らせると、元の道を逆行し、思惑どおり北に向かいました。しばらくしてホテル付近を通り過ぎ、どんどん北に向かいましたので、やっとホッとしました。
海岸沿いを走り続けました。次第に緑が多くなり、南国らしい風景が展開されました。この辺は雨が多いようです。
やがてナビ機は、左に曲れと指示しました。指示通り車を回しました。車は海岸に向かって行きます。そのうち狭い土の道路になり、寂しい牧場風景になりました。何の標識もありません。
突然、ナビ機が「ウィハブ・アライブ(目的地に着いた)」といいました。周囲は牧場の柵と牧草、低木がまばらに生えているだけです。記念碑や案内板もありませんでした。
道が海岸に下っているので、さらにゆっくり進めると、やがて進入禁止の鎖が張られていて、その先に3軒ほど家がありました。海岸のそばには広い空き地がありました。駐車場のような感じです。
車を降りて周囲を見ると記念碑がありました。立派な記念碑です。
しかし・・・・・・・カメハメハ大王という文字は、一つも書かれていません。
プレートを読むと、ここに上陸し、この地を愛した西洋人の名前が刻まれ、その家族と友人たちが、記念碑を建てたというようなことが書かれていました。
なーんだ。
周囲は平凡な海岸景色。 私は、面白みのない景色に、むしろジワーと感動しました。分からないけれど、もしかしたらカメハメハ大王は、大変貧しい漁師の家に生まれたのかもしれないと思ったからです(写真1、2)。
明日につづく。
|