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4月20日(水)朝・曇
中国の若者たちが起こした反日デモで、日系の商店や領事館が襲われ、建物が損壊したことに対して中国政府は、まったく謝罪しようとしません。これはやはりおかしい。日中両国は、すでに友好条約を結び、お互いの経済発展のため、中国政府は日本企業の誘致を積極的に行ってきました。したがって中国政府は、国内にいかなる事情が生じようとも、これらの企業の安全を守る義務があるはずです。もちろん在中日本人や領事館に対しても同じです。
思い返せば、日中が友好条約を結んだとき、当時の政府首脳の毛沢東主席および周恩来首相は、過去に日本がしかけた戦争に対して感謝したと伝えらています。二人は、過去に日本が攻めてくれたお陰で、中国国民は、はじめてひとつにまとまることができたというのです。たしかにそれまでの中国国内には、利害関係が異なる軍閥があちこちに存在して、対立してたようです。両首脳の話を聞いて、多くの日本国民は感動しました。さすが毛沢東と周恩来は、大人(たいじん)だと思いました。
多くの日本人は、中国人を細かいことに気を遣わない鷹揚な人種と思い、親しみを感じてきました。いわゆる中国人は、気宇壮大な性格、大陸的性格の持ち主が多いと思っていました。毛沢東や周恩来は、まさにそういう人物に見えました。後の主席になった登小平もそんな感じのする人でした。
ところが今回の中国の若者のデモ事件から、今まで抱いていた中国人に対する印象が変わって見えます。もはや中国には、大人がいないように見えます。過去に犯した日本軍の罪を戦後60年も経ってからほじくり返して、戦争も知らず、実際に戦争の被害も受けてない若者たちが異議を唱えています。そして現在の中国政府も若者たちの不満を抑えることができません。これは、なにかがおかしくなったと、多くの日本人が感じています。今の中国に、大人はいなくなったのか、と思わざるを得ません。◆
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