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★セイビング・ジェシカ・リンチ
米国、2003年、ピーター・マクール監督作品、94分DVD
あらすじ
2003年3月、米国連合軍とイラクとの間に戦争が勃発し、米軍はイラクに侵攻しました。そのとき、米軍兵士を乗せた数台のトラックが砂漠の道を走っていました。トラックには、ジェシカ・リンチを含む数名の女性兵士が乗っていました。
一行は、砂嵐の中で道に迷ってしまいます。GPSがありましたが、砂が入って使い物になりません。通信もつながりません。途中、分かれ道がありましたが、とにかく直進しました。やがてユーフラテス河に懸かる橋があり、橋の入口には「ようこそ米軍」の看板がありました。
検問所も特に問題がありませんでした。街に入り、どんどん進むと、なんだか様子がおかしいのです。人々はよそよそしく、親米的ではありません。そのうち一行は袋小路に入ってしまいます。一行ははっと気が付き、急いでUターンしました。しかし後ろからバスが走ってきて、道をふさがれてしまいました。
そして黒い布で覆面した数人のイラク兵士が現れ、撃ってきました。米軍とイラク軍の間に激しい銃撃戦が始まりました。しかし米軍は劣勢、たちまち負傷者や戦死者が出てしまいました。囲まれた米軍兵士は、いともたやすく降伏します。ジェシカ・リンチも負傷して捕らわれ、病院に運ばれます。
数日後、イラクの弁護士ムハマンドが看護婦の妻を尋ねて病院に向っています。途中、大砲の音が聞え、イラク軍のジープがイラク女性を引きずり回しています。この女性は空を飛んでる米軍の飛行機に手を振ったという罪で罰を受けているのでした。ムハマンドが病院に着くと、病院はイラク兵士に占拠されています。
そして米軍の女性捕虜が病院の一室でイラク兵士から拷問を受けているのを目撃します。ムハマンドは、病院から追い出されます。夜になって、ムハマンドは米軍キャンプに忍び込み、病院に捕虜たちがいることを知らせます。ムハマンドは、子供の頃から英語教育を受け、ジョン・ウエインの映画を好む親米的イラク人だったのです。
この知らせを聞いて、米軍は早速、捕虜救出作戦を立てます。ムハマンドから病院内の見取り図など聞き出します。そしてある夜、ヘリコプターで出かけます。幸い、米軍が別な街を攻撃したので、イラク兵士全員がそちら回ってしまい、病院はもぬけの空、やすやすとジェシカ・リンチなどの捕虜を救出しました。
ジェシカ・リンチは救出されたあと、米国に送り返され、一躍英雄にされてしまいます。大学の奨学金を貰い、さらに街をパレードします。またムハマンドは、米国に亡命し、米国によって保護されています。
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