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★フォッグ・オブ・ウォー(マクマナラ元米国防長官の告白)

感想

非常に見応えのあるドキュメンタリーでした。マクナマラは、米国の全能主義を否定し、世界はそれぞれの国のやり方で統治するのが望ましいと考えてます。いわゆる穏健派といえるかもしれません。しかし「人間の本質は変わらない」と本人が言うように、マクナマラ自身も典型的アメリカ人だと感じてしまいます。

彼は、東京空襲を計画したり、ベトナムの絨毯爆撃や枯葉剤散布の実行を指示したのです。マクナマラは、広島や長崎に原爆投下を命令したトルーマン大統領やカーティス・ルメイ将軍は、戦争犯罪者の一人だといいながら、戦争という現実において、彼らの決断をやむ得なかったと考えるのです。

しかも辞任後、戦争反対を積極的に唱え、反戦運動をしたわけではありません。自分が命令した枯葉剤や焼夷弾の使用について聞かれると、口をつぐんでしまいます。結局、戦争は、現実がよく見えない霧の中で行われるので(映画のタイトルになっている)、善と悪の区別が付かなくなるといい、戦争のやり方のルールの欠如が非人間的行為をさせるのだと、米国の戦争犯罪者を弁護しています。

ボクは、このビデオのほかに、A・J・P・テイラー著「戦争はなぜ起こるか」読んでます。この中で、太平洋戦争の開戦宣言は、実質的にアメリカがしたのだと書いてます。日本への石油輸出禁止宣言が日本を戦争に駆り立てたのだといいます。米国は、日本の中国進出や大東亜共栄圏構想に反対だったのです。

日本はまんまとその戦略に引っかかってしまいました。米国の政治家には、米国本位の偽善者が多く、それに乗せられた当時の日本の政治家や軍人は、アホだったとしかいいようがありません。そして戦争に負けた日本側だけに戦犯が言い渡され、ルーズベルトやトルーマンは正義の勇者になったのです。

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★フォッグ・オブ・ウォー(マクマナラ元米国防長官の告白)
米国、2003年、エロール・モリス監督作品、107分DVD

あらすじ
元米国国防省長官ロバート・マクマナラ氏の告白に基づくドキュメンタリー映画です。マクナマラ(1916年生)は、カリフォルニア大学卒業後、ハーバード大学大学院で統計学的経営学を学び、同校の助教授になりました。第二次世界大戦中、軍隊に招集され、B29による空爆を担当しました。退役後、フォード社社長に就任し、経営改善をしました。1960年、当時の米国大統領ケネディに乞われて、国防省長官に就任しました。

1962年10月、キューバ危機が発生しました。キューバに核ミサイル基地が建設されるニュースが伝わり、米国軍将軍らの間で、キューバを即刻破壊せよという機運が高まりました。しかし攻撃すれば、ソ連がキューバに味方し、米国内は核兵器の攻撃を受けることも十分予想されました。ケネディ大統領とマクナマラ国防長官は、この事態を憂慮し、ひそかにフルシチョフらと連絡をとり、この危機を回避しました。

当時、米国はベトナムの共産主義進出を防ぐため南ベトナム政府を軍事支援していましたが、犠牲者が多いため、ケネディは米軍の撤退を考えていました。そのためにマクナマラはベトナムに派遣し視察させました。そのときマクナマラは、様々な情報を得て、ケネディの考え通り、米軍の早期撤退がベターだと考えました。しかしケネディは暗殺されてしまいました。

ジョンソン副大統領が次期大統領に就任しました。しかし彼は、ベトナム戦争の強行派で、むしろ絨毯爆撃や枯葉剤散布による攻撃を推進しました。マクナマラとジョンソンの間に意見の食い違いがありました。あるときマクナマラ長官の執務室の近くで、クエーカー教徒がベトナム戦争に反対して焼身自殺しました。また米国内の反戦運動の高まり知って、マクナマラは国防長官を辞任しました。

その後、マクナマラは、ハーバード大学で教鞭を執ったり、また世界銀行総裁になってアフリカの貧困救済に尽力しました。以上の歴史の中で、マクナマラが果たした役割や戦争中の秘話が次々と語られ、マクナマラの11の教訓としてまとめられています。それにニュース映画やテレビニュース画面が重なっています。

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★ウォーターボーイズ

感想

先日紹介した「スイングガールズ」の前に、矢口史靖監督が作って評判になった映画です。「スイングガールズ」と同様の手法で作られていて、大変面白く、ある種の感動がありました。若者たちが、なにかひたむきにやる姿は、ときには滑稽ですが、大変美しいものです。そこで高校生活が映画のテーマによく取り上げられます。

この映画は実話に基づいているとの字幕が出ますが、インターネットで調べると、モデルは、埼玉県川越高校の生徒たちで、やはり水泳部員が文化祭でシンクロをやったということが書かれていました。

高校生は、人生で最も多感な時期です。そんなとき、大学進学のために受験勉強だけに精を出し、クラブ活動やアルバイトを一切やらない生徒がいます。彼らは「学生の本分は学問にあり」とかなんとかいいます。しかし学校の教科書から得られるものだけが、人生に必要な知識でしょうか。

高校生の時は、運動部や文化部などクラブ入って、体を鍛えたり、同好の仲間と友達になったほうが良いと思います。アルバイトは、やがて社会人になったとき、お客との接触や礼儀を覚えることのできる絶好の機会です。またこれからは、ボランティアの経験も貴重な財産になるでしょう。

ボクは高校生のとき、軟式テニスクラブに入っていました。この経験が年老いてもテニスを続けさせ、今の生活の楽しみになっています。また高校生活では、運動会で土人踊りをやりました。裸になって体に泥絵の具を塗り、腰みのを付け、棒を持って踊りました。腰をくねくねと振ると、観客から大きな笑いが起きました。みんなみんな楽しい思い出です。

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★ウォーターボーイズ
日本映画、2001年、矢口史靖監督作品

あらすじ
男子校の唯野高校水泳部は人気が無く、部員は5人だけ。地方の水泳大会に出場したキャプテン鈴木(妻夫木聡)の成績は振るわず、大会終了と同時に、水泳部は解散することになりました。しかし新任の美人先生が赴任してきて、自己紹介の挨拶で水泳部の指導するというと、一挙に部員が増え、水泳部は廃部を免れます。

しかし美人先生は、シンクロナイズ・スイミングの指導者でした。これを知って、新入部員は恐れなして、皆逃げてしまいます。残った5人の元水泳部は、強制的に女先生の指導を受けることになります。しかしやがて女先生は妊娠して産休に入ってしまい、指導者がいなくなり、シンクロの練習は、途中でおじゃんになってしまいます。

あるとき、鈴木はガールフレンドと水族館に行って、イルカショー見て感動します。そして秋の文化祭にシンクロナイズ・スイミングをやろうと思い立ちます。鈴木は、元水泳部員を集めて、水族館のイルカショー係の竹中直人にシンクロの指導を頼みます。夏休みに入って、5人は水族館にアルバイトに行きます。

しかし竹中は、高校生に水槽のガラス磨きをやらせるだけです。鈴木たちが不平をいうと、竹中は、ガラス磨きで高校生たちの腕に筋肉がついたのを見て、5人をプールに入れ、立ち泳ぎをやらせます。次にゲームセンターに連れて行き、ジュークボックスの前で、曲に合わせて踊れと命令します。生徒たちは竹中のくれた1万円分のお金を使って、踊りまくります。次第に5人の踊りはぴったり合うようになります。

ある時、5人が海で練習してると、救急車がやってきます。誰かが人が溺れていると通報したらしいのです。そのことがテレビニュースになって報道されます。夏休みが終って5人が町に帰ると、すっかり人気者なっていました。すると再び水泳部員が増え、シンクロをやりたいと言い出します。

唯野高校水泳部は、文化祭を目指して猛然と練習します。練習はプールだけでなく、校庭でもやります。しかし文化祭の前夜、学校でボヤを出し、その消火のためにプールの水がすっかり使われてしまいました。すると翌日、女学校の生徒がやってきて、うちのプールを使ってシンクロをやってくれといいます。

プールの見物席には、女学生や町の人たちが大勢集まっています。この大観衆の前で、唯野高校水泳部は、練習の成果を披露します。それはまあ大変見事です。水族館のイルカショーのように水泳部員たちは、思う存分踊ります。演技が終って、プールから上がると、観衆は大拍手。水泳部員が歓呼に答えて、手をあげると、脇の下に黒々と毛が生えてます。

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★ワイルド・レンジ最後の銃撃

感想

痛快な西部劇でした。しかし良くも悪くもないできです。最後に、陰のある荒くれ男のチャーリーがスーに結婚を申し込んだり、ボスが酒場を開店するなどいうオチは蛇足です。もしそうなれば、むしろ二人の将来のほうが心配です。それよりも悪漢をやっつけたら悠然と町を去らせるべきでした。そうすれば、彼らは伝説の男たちになれたはずです。

そういう意味で、アカデミー賞の「ダンス・ウイズ・ウルフ」を作ったケビン・コスナーの作品にしては、おおいに物足りませんでした。なおタイトルの「ワイルド・レンジ=Wild Range」とは「荒野の縄張り」という意味でしょう。しかし原題は「オープン・レンジ=Open Range」です。これだと日本人には「電子レンジのドアを開けろ」と解釈されそうです。日本語タイトルの方が格好いいです。

実は、このビデオ今年の2月に見たものでしたが、呆けたのか又借りてきてしまいました(100円ビデオだったせいもあります)。以上の感想は、最初に見たとき書いたものです。

再び見直して、最初と同じように面白いと思いました。普通の西部劇と少し違うところは、土砂降りの雨のシーンがあることです。それで街の道路が川のように溢れます。そして翌日、雨が上がってから決闘が始まります。

それから前半、銃の発砲がほとんどなくて、最後に、はでに撃ち合います。その間、町の住民は危険を避けるため、町から郊外へ逃げますが、その様子も捉えているのもユニークです。

ラストシーンは、前回みたときと同じ感想です。やはり、普通のハッピーエンドでした。甘いラストシーンです。男たちは悠然と、あるいは女への思慕を引きずりながら荒野に消えて行く方が詩情的で、印象深くなったでしょう。


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