伝統文芸−冠句

俳句のあと、川柳よりはさきに生まれた文芸 『 冠句 』 のブログです。

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冠吟塔映集 H24-1月号

 
 
冠吟塔映集 平成24年1月号

 
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 text data (上記縦書き表示と同じ内容)
 
冠吟塔映集
 
火が親し  冬越す薪を高く積む       大橋 広
眼笑む   母を模したるクレヨン画      渡邉 君
火が親し  大輪の花天に落つ        高ひろみ
眼笑む   信濃に来たねと蕎麦の花    三村 昌
火が親し  竹は爆ぜての自己主張      山田 静
火が親し  願いが天に燃えあがる     小紀美子
火が親し  太古より人神と和す       伊藤 茂
火が親し  湯浴みし嬰児の匂い立つ   森   かすみ
火が親し  見よこの掌にも生命線      西端 和
皿の上   菊花見事よ河豚の刺     大橋 孝
人に酔う  揉まれて磨く地勢の図       階 睦
雲鎮め   神話の如き山を見し        夏原 弘
夫と来て  捕虜でありし日冬丹後     野崎 昭
ペンを置く 寂寞の殻脱ぎ捨てる      秦谷 淑
日々清し  命いっぱいすごす日々     安養寺
日々清し  尊い命と向かい合い       本 正
                                   (平成241月号より)
禁無断転載。これらの作品の著作権は作者と文芸塔社にあります。
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冠吟塔映集 H23-12月号

 
 
冠吟塔映集 平成23年12月号

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  text data (上記縦書き表示と同じ内容)
 
冠吟塔映集
 
昼の月   ただ荒寥と水禍跡           松 浦 外
風に向く  天に鳥なき威し銃            川 口 未
昼の月   茶房にけだるい夢二の絵    赤 よし枝
風に向く  インクの海にペン穿つ       中 川 定
昼の月   今日立哨の通学路          成 宮 義
昼の月   何から告げよう母の碑に     藤 早百合
昼の月   母恋し日よ吾亦紅         酒 井 孝
昼の月   どっち付かずの子に焦れる  白 籏 幸
風に向く  国の威信を示されよ         松 村 暁
一抱え   米の重さと悲しみと       小 紀美子
道ひとつ  盡くす誠が咲かす花        野 崎 昭
銀河濃し  初老の杖を確と持つ        奧 山 呼
風少し   躬の内隠す鬼あざみ      高 ひろみ
胸に秘め  女神の鐘を鳴らすまで    橋 本 信
冬を待つ  荘厳を増す富士の山       小 紀美子
冬を待つ  まだ疎らなる湖の鴨        成 宮 義
                             (平成2312月号より)
禁無断転載。これらの作品の著作権は作者と文芸塔社にあります。
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冠吟塔映集 H23-11月号

 
 
冠吟塔映集 平成23年11月号

 
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 text data 上記縦書き表示と同じ内容)
 
冠吟塔映集
 
深い渕   見上げるほどに空蒼む       浅 田 邦
積み重ね  平らかな海いま視野に      野 口 正
積み重ね  手触れば不意に刃鳴りして  住 澤 和
積み重ね  一菜で足る晩年へ       滝 沢 茂
深い渕   言葉重ねて老いて行く     田 路 和
深い渕   尊師は黙し眼で語る      成 宮 義
積み重ね  撓う心を杖として        堀 本  
積み重ね  やっとこ母の声聞こえ     椋 本 正
積み重ね  初学の息吹今一度        赤江橋くにゑ
靴選ぶ   薄めてみるか自我少し     住 澤 和
浮き雲に  一片の翅吾に欲し          住 澤 和
茜   手を振れば今日消えてゆく    樋 八重子
盆夢幻   初夜の灯さびしもの戦ぐ    松 尾 明
歩み寄る  霧断つ決意告げし鐘      福 島  
話好き   いろはに結ぶこころ糸     梅 村 夢
話好き   神は一芸与え給う          弥生子
                 (平成23年11月号より)
※禁無断転載。これらの作品の著作権は作者と文芸塔社にあります。
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冠吟塔映集 H23-10月号

 
 
冠吟塔映集 平成23年10月号

 
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 text data 上記縦書き表示と同じ内容)
 
冠吟塔映集
 
星も燃え  連峰黒々威を正す        滝 沢 茂
人並ぶ   寂しさの果て回す独楽        杤 尾 恵
星も燃え  人は大地に帰すものを     杉 本 順
人並ぶ   秋の言葉を持ち寄りて        三 村 昌
星も燃え  波は余裕のある聞き手       山 ひろ子
星も燃え  騒がし過ぎるバーベキュー   田 路 和
星も燃え  信号が来る彼方より         加 藤 直
星も燃え  皆それぞれの終戦日      大 喜美尾
星も燃え  両手を振りて又を期す      森 本 豊
生きる幸  勤しむ土に還るまで       浅 田 邦
風の笛   山を誇りに鉈振るう          平 松 直
夕焼けに  百年のちも空のあり       小 谷 豊
杖を置き  風見て忘じいる大暑       松 尾 明
観光地    素足になってみたい風      夏 原 弘
涙拭く   留め袖に受くバラ赤し      成 宮 義
涙拭く   百万回のさようなら         赤江橋くにゑ
                 (平成23年10月号より)
※禁無断転載。これらの作品の著作権は作者と文芸塔社にあります。
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冠吟塔映集 H23-9月号

 
 
冠吟塔映集 平成23年9月号

 
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 text data 上記縦書き表示と同じ内容)
 
冠吟塔映集
 
白む空   雉鳴いてまた静寂に       松 浦 外
競い立つ  今が幸せさくらんぼ        小 谷 豊
白む空   野良犬の眼がふと潤む     住 澤 和
競い立つ  一つの椅子に万の翳       渡 邉 君
白む空   示談も少し目処の立ち      成 宮 義
白む空   悼みが胸奥つきあげる     藤 早百合
白む空   沖を見据える竜馬像       山 崎 武
白む空   南瓜の花が光り出す      澤    希
白む空   徹夜で単語覚えおり       荒 木 恵
何語る   八月の雲眠らせず        小 森 冴
鴉群れ   故郷はどこに消えたのか    中 村 秀
春満月   百年は生きよ嬰児         中 川 定
枇杷剥いて 真ん中暗きニッポンか    鞍 谷 弥
店覗く    若く居て欲し父の日に       吉 本 悦
待ち時間  今父となる感動に        小 森 冴
待ち時間  たった独りの無人駅      村 峯
                 (平成23年9月号より)
※禁無断転載。これらの作品の著作権は作者と文芸塔社にあります。
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