同行二輪

いつまでも若葉な中年ライダーの古社寺旧跡紀行

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木山神社、里宮

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○木山神社、里宮 (平成16年7月24日)

連日真夏日が続き、今日も暑くなりそうな気配の平成16年7月24日、米子道、中国道を経由して落合へ向かう。中国山地の札所を廻わる予定だ。

愛車が今のX11になって始めての高速走行だが、さすがにビッグバイクだけあって高速道路での安定性は前のCB400SFより格段に優る。別次元の乗り心地だ。
蒜山SAで給油がてら早目の小休止。すれ違う交通量も多かったがいつになくSAにも車の数が多い。そう言えば今日は夏休みに入って最初の週末だった。天気も良いし各観光地は大勢の人で賑わいそうだ。

落合ICから下道へ入り国道313号を南下する。木山神社の看板を見て右折して進むと山の麓に建つ鳥居に到着した。いきなり札所でなく神社へ来てしまったがそれには理由がある。ここは観音霊場札所と深い関係があるので立ち寄ってみたかったのだ。
札所は木山寺なのだが、元々、木山神社と木山寺は一つのもので、農耕や牛馬の守護として美作一帯の信仰を古くから集めてきたところだそうだ。由来書によれば、明治の神仏分離令によって神社として別れ、さらに1962年(昭和37)山頂から麓に新しい社殿が新築されて里宮として鎮座したのがこの神社だという。

数十段の石段を登りつめると、山を後ろのしたがえて広い境内にかなりの規模の社殿が聳える。小さな部落の社を想像していただけにその大きさに驚いてしまった。社務所には巫女さんまでいる。由緒正しい大きな神社だ。しかし、参拝客は誰もいない。
本殿をしっかり拝見しようとうろついていたら蜘蛛の巣に引っかかってしまった。
昔の繁栄振りを示す広い境内がかえって人気のなさを強調するようで、うら寂しさを隠せない。よほどの観光神社でない限りどこの神社も賑わいとは程遠い。特に地方ではしかたがないのだろう。
一通り拝観していよいよ寺の方へ向かう。

駐車場の広場は砂利がひいてあるうえに少し傾斜がついている。転回しようとするが重いバイクが坂と小石に阻まれ思うにならない。この車は走り出せば軽快だし特に高速走行などは快適そのものなのだが、一旦停まってしまうとその重さゆえ取り回しに苦労する。しかもギヤ比の関係だろうか、低速でよくエンストさせてしまう。駐車場からは発進と同時に大なカーブを下るのだが、予想通りエンストさせて危うくコケそうになってしまった。こんなところで扱いにてこずっているようだと、この先山中の札所に入り込まねばならなくなったときにどうなることか。大きすぎるバイクは考えものだと少し反省している。


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