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○広島平和記念公園 (平成17年5月29日)
そろそろ車が多くなった国道2号線をホテル近くまで戻る。目的地は平和記念公園。ここも初めてではないがどうしても寄ってみたかった。命の大切さ、平和のありがたさを考えるならここは番外札所に指定されてもいいと思っている。
まず平和記念館へ入る。観覧料50円。安すぎる。入館料を取らないと無茶をする輩が勝手に出入りして施設が荒れるので申し訳程度に設定されているようだ。一人でも多くの人に観てもらいたいという広島市の気持ちが強く伝わってくる。
中学校の修学旅行以来なので展示は変わっているらしい。らしいというのはよく覚えてないのだ。
内部が原爆ドームを模った構造の東館には原爆投下を中心に広島の被爆前後の歴史が展示されている。熱心にメモを取る外国人が多い。日本人もここではそこいらの観光施設とは態度が違う。
しかし、館内ショップでの外国人には記念メダルが大人気のようだ。英文解説本などはほとんど目を向ける人がいない。真面目なのかどうなのか、なんだかよくわからない。
東館はかなり淡々と事実のみを伝えるといった感じになっている。社会見学の学習や講義のようだ。それに対して西館では原爆被害の悲惨さを主眼に展示してある。被災を生々しく伝えていて胸を打つものがある。なす術もなく消えていった命を思うと涙ぐんでしまった。最近年をとって涙腺の締りが弱くなっただけではないだろう。
何かせねばと記念館資料館の本を買ったがこれは何かの役にたったのだろうか。
筆力の問題から何も伝えられないのが残念だ。百聞は一見にしかず。ここは広島を訪れる者は一度は来なければいけない。特に巡礼者は義務だろう。やはり番外札所に指定するべきだと強く思った。
記念館を出て、原爆死没者慰霊碑の前で線香と心経をあげた。これくらいしか出来ることがない。
平和のありがたさに感謝した。
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