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○二十一番、清見寺
夕方になったため打てるお寺は打っておこうと順路を少し変更する。
門前に着くと自家用車で混雑している。こんな夕方近くになって法事かと思ったが違っていた。山門をくぐると境内を子供が元気に走り回っているし開け放たれた本堂ではお絵かきの後片付けをしている子供もいる。お寺がそのまま保育園の状態になっている。
ここの子供たちはお遍路さんに慣れているようだ。突然乱入した中年男を不振がる様子もなく気にもとめていないようだ。むしろこちらが落ち着かない。
「ちょうど隣の保育園を建替え中で今はお寺を保育園として使ってるんです。騒がしいでしょう。」
と御朱印を頂きながら奥さんの話を聞く。お寺が運営している保育園だ。
今は丁度閉園時間らしい。父兄が迎えに来て園児は挨拶をして帰って行く。礼儀正しい子供たちだ。負けてはいけないと丁寧に挨拶して失礼した。
寒霞渓方面の山岳霊場を廻ったあとこの近くの庵堂を打とうと山に向かい始めた。しかし、寒霞渓の中腹にある山岳霊場は三つもあってとても全部に寄る時間がなさそうだ。考え直した末に途中から急遽変更して二十四番へ向かう。お寺で朱印を頂こう。
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