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○帰路
九時三十分発のフェリーに乗船。
島を離れることが何か寂しい。それは祭りの後の寂しさに似ているかもしれないがほんの少しの達成感が加わっている。短かったけれどそれなりに充実していたし、今までにない良い経験になった。いろいろな想像も楽しかった。お接待もありがたかった。忘れ物も出てきた。天気にも恵まれた。なにより怪我もなく無事に廻れた。ちょっと放心状態に近い心境での本島への船旅だった。
港に着くと心と体全てが急にいつもの日常生活に戻り始めた。しかし、非日常と日常の狭間で気持ちの切り換えが出来ないためちょっと違和感がある。
予定では岡山市内は国道を使い途中まで帰ろうと思っていたが、道が分からなくて結局来た道がそのまま帰路になった。
高梁サービスエリアは休日の昼前ということもあってにぎわっている。どこへ向かうのかツーリングライダーの姿もちらほら見えるが家族連れが多い。観光客の人込みに囲まれて一気に日々の生活に引き戻された。
早めの昼食を兼ねた休憩とガソリンの補給し家路を走る。
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