同行二輪

いつまでも若葉な中年ライダーの古社寺旧跡紀行

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木山神社、奥宮

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○木山神社、奥宮 (平成16年7月24日)

寺の境内を散歩がてら木山神社の奥の宮を探す。大体神仏分離で分かれた神社と寺は隣り合うように建っているはずなのだが見つけられない。周囲を見回しても老杉に囲まれて見通しが良くない。
一度、鳥居前まで戻ってあたりを観察すると、どうやら寺と道を隔てて向かい合うあたりがそれらしい様子だ。
見当を付けて細い道を登りつめると社叢に囲まれた広い境内と堂々たる社が眼に飛び込んでくる。唐破風を見上げてしばらくじっと立ち止まる。実際かなり大きな建物なのだが周りに附属の建物がなくただ一棟聳えていのでさらに存在感がある。

神社で奥の宮と里宮の両方がある場合、下の社に比べて奥の宮はかなり規模が小さいのが一般的なので、これほどの威容を誇る社殿が山頂にあるとは思っても見なかった。
観光情報によると、本殿は天正5年の大火の後、天正8年(9年説あり)(1580)に再建されたもので県の重要文化財に指定されている。今更ながら昔日のこの木山の賑わいを想像させるに十分な堂々とした本殿だ。
主祭神は素戔嗚尊。神仏分離の際に木山寺にあった牛頭天王を迎えて神社となったことが良く判る。神道では牛頭天王は素戔嗚尊と同一視されてるからだ。

牛頭天王は京都の八坂神社に祀られている神様で悪疫を防ぐと言われる。祇園祭も元々は疾病の流行を封じるために始まった八坂神社の祭りだ。
牛頭天王が妃を娶るために龍宮へ旅をする途中のこと。ある村で一夜の宿を探したが裕福な巨旦将来は泊めることを拒否する。一方兄の蘇民将来は貧乏ながら丁重にもてなした。数年して帰る途中で村に立ち寄った牛頭天王は蘇民将来に家族子孫は目印として腰に茅の輪をつけておくよう伝える。その後疫病で兄の巨旦一家は全滅したが、茅の輪をつけていた蘇民一家は無事であったという。牛頭天王は怒らせると疫病を流行らせるが丁寧に祀れば病から守ってくれるというこの話から、病気封じに「蘇民将来子孫之門戸」の護符を家に張ったり、神社で「茅の輪」くぐりをする風習が出来た。
正体不明な旅人に親切にすると実は大変な貴人でといった良くあるパターンの伝説のひとつなので類話は多い。ストーリーも少しずつ違う。備後国風土記では神の名前は牛頭天王ではなく武塔神となっているが、ともかくその正体は速須佐男神(素戔嗚尊)だということになっている。

疫病避けの牛頭天王は時代が下るとその名前から牛馬家畜の守護ともみなされるようになる。
木山神社は牛馬守護で有名なだけあって下の里宮では珍しい牛の狛犬が迎えてくれたが、ここにもかたわらに小ぶりのかわいい牛の石像が佇んでいた。

後に地図で確認したところ、里宮は奥宮から東へ直線で約600mの麓にあり、そこから山道を1.5km程歩いて登ればここへ到着出来るようだ。車道は大きく南側へ回り込んでから登るため随分遠回りとなる。

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