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○古代幻想、淀江 (伯耆古代の丘公園界隈) 向山古墳群 (平成16年10月31日)
岩屋古墳のある丘陵には古墳が集中していて向山古墳群と呼ばれる。前方後円墳や方墳、円墳などの説明看板を見ながら散歩する。草に覆われて少々崩れているので正直説明がないと形がどうなっているのか定かでない。
この丘は古代に湊であった淀江の町や日本海を眺めるのに本当に良い場所にある。権力者は眺望の良い場所をよく知っていたのだ。権力示威構造物を作るならどこからでも見える場所でなければ意味がない。
隣接した伯耆古代の丘公園の物産館には観光客がいるのだが古墳は全然人気がない。古墳群の散策路では誰にも出会うことがなかった。
丘を挟んで道の反対側には伯耆古代の丘公園が整備されている。駐車場からは小道を登って行き峠を越えると古代集落が出現しタイムスリップしたような感じになるように作られていて個人的には気に入っている。公園内には物見矢倉や竪穴式住居、帆立貝式古墳などが再現されている。体験施設なども併設されているのだが多くの一般人を惹きつけるほどの魅力ある施設ではない。全国各地にある史跡公園の一つに過ぎない。お金を払ってまで入りたいと思わせるほどのものではないのでぜひ無料にすべきだろう。
古代の丘公園に足を向ける人は少ないし道を隔てた歴史民族資料館はもっと人気がない。観光客が一番多いのは駐車場の前にある物産館「白鳳の里」だ。
少し足を伸ばすと一時期有名になった上淀廃寺もある。町はここら一帯を文字通り「白鳳の里」として観光の中心にしたいようだが流行っているのは土産売り場だけという状態だ。せめて古代の丘公園と民族資料館は入場券をセットにするなりの工夫がなければ苦しいだろう。やはりいっそのこと全て無料でどうだろう。
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