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○機会
お遍路へのヤル気は満々だが最後の難関の時間が取れない。勤めているとこればかりは自分の都合になかなかならないものだ。
今年三月に一身上の都合で勤め先をかわることになった。この時はまとまった休暇も取りやすい遍路チャンスだったが世の中そんなに上手くはゆかない。全く動けないまま過ぎてしまった。もっとも、たとえ長期休暇が取れていてもバイクで廻るにはちょっと寒すぎる季節なので決行しなかっただろう。寒いので行かないということは天候や気候の変化を感じながら廻りたいということと矛盾しているが軟弱遍路の覚悟はこの程度のものだ。
当分は無理だろうと思っていたところ、縁あって十月でまたまた勤め先の移動ということになった。今回は季節も申し分ない。ここはぜひ行かなければと強く思うが実行がなかなか難しい。
一番の問題は一度で廻りきる「通し打ち」が出来るだけのまとまった長いお休みが取れないことだった。
今回もまた駄目かと、あきらめかけていたところ短期間でも廻れる八十八ヶ所に突然気がついた。
「小豆島!」
よく考えれば小豆島八十八ヶ所遍路の先達さんが親類にいるというのに。もっと早く思いつくべきだった。四国ではないが島四国と呼ばれるくらい有名な遍路。
お遍路は四国でなければということにとらわれすぎていた。お釈迦様もとらわれすぎて執着してはいけないとおっしゃられている。
決めた。行けるところへ行けるときに行こう。なにはともあれお休みを取らなければ始まらない。早速休みを取ったが確保できたのはわずか四日間。しかも出発予定日まで一週間もない。
今日は9月19日。さてどうなる。
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