同行二輪

いつまでも若葉な中年ライダーの古社寺旧跡紀行

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七十一番、滝の宮堂

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○七十一番、滝の宮堂

せっかく長勝寺で行き方を教えて頂いたが聞いただけでわかるくらいなら苦労はしない。結局は案内書の地図を頼りに到着した。ただ奥さんの話では滝湖寺さんは少し閉門が早いかも知れないとのことだった。時間的にそのあたりが今日の打ち止めになりそうなペースだ。
典型的な村のお堂。もともとは牛馬の守護であったそうだ。ご本尊は薬師如来。家畜の守護は馬頭観音や地蔵菩薩と相場が決まっていると思っていたので意外だ。

馬頭観音は憤怒形相の観音様で頭頂に馬の頭がついている。そのお姿から牛馬の守護と考えられるようになった。もちろん本来は馬の仏様ではない。馬が草をモクモクと食べるように凡夫の煩悩を食べ尽くすといった意味がある。草を食べるということなら牛でも羊でもよさそうだが何故か馬だ。
地蔵菩薩はこの世の輪廻である六道の全ての衆生を救われるという。六道とは天道、人間道、修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道の六つを指す。動物は多分畜生道に属するのだろうから家畜も救ってくださるということだろう。
薬師如来は名前から想像できる通り薬と病に関連した仏で左手に薬壷を持っておられる。もちろん私たちの病気や体の不具合を癒してくださる。扱う対象は人専門だと思っていた。牛や馬も人と同じお薬師さんに健康を願うというのは飼っている動物を家族としてあつかう気持ちの現われだろうか。そんなことを考えると家畜への思いやりが感じられて心がなごむ。

そうこうしている間にいよいよ夕方が近づく。長勝寺の奥さんの言葉が思い出される。納経所の開いている時間にお寺を廻って近くの庵堂はその後にゆっくりまわろうと先に七十二番の滝湖寺へ向かう。
むやみに急いだり廻る効率を考えたりすることは本来のお遍路の主旨から少々外れているのだろうがそのことに気がついてない。ただ真面目に時間を有効に使って打とうとしているだけなのだが、後で冷静になってみると実に愚かだ。

薄暗くなってきた夕暮れの中、滝湖寺に到着。お堂の扉は開いているが中は明かりも消してあり人の気配がない。念のため呼んでみるがもちろん返事はない。今日はもうここは無理なようだ。
まだ五時には時間があるのでここはあきらめて近くにある別のお寺を目指す。このあたりは全く懲りない行動だ。
七十五番大聖寺。ここは本堂の扉自体が閉まっている。どうやら五時前には閉まり始める所が多いようだ。今はお遍路さんが少ない時期だから早く閉門していたのかも知れない。
結局今日のところはタイムアップ。
現在位置を何とか確認してようやくホテルへ向かうルートを理解した。一番の問題は幹線道路へ出ることだ。島自体はそれ程大きくないので、主要道路にさえ出られれば後は道なりに走っていれば土庄に着くので迷うことなく宿へ帰ることが出来る。
自宅を出発してからの本日の走行距離220km。走り回っているようだが、そのほとんどは家から岡山のフェリー乗り場までの距離だ。

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