同行二輪

いつまでも若葉な中年ライダーの古社寺旧跡紀行

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二十二番、峰之山庵

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○二十二番、峰之山庵

時間的にもうお寺の受付は終わってしまったので途中飛ばした庵堂を打つ。

国道を草壁港まで戻り左折して寒霞渓へ向かう道へ入り清見寺近くの庵を探す。
道に出ていた案内板にしたがって町中に入って行くと八幡神社の境内で行き止まりになった。丘に向かって「遍路みち」の表示があるので歩いて登る。台地の上は墓地になっていてその中に道しるべが続く。疲れた足でせっかく登ってきたのに道は急坂を下って行く。一旦登って下るのは今の体力で少々辛い。
案内書の地図と見比べると道しるべは次の二十三番への案内のようにも思える。進むべきか確証が持てない。もし道が違っていて、ここでの回り道になると体力的なダメージは倍増する。

一旦八幡の境内へ戻るがやはり周りに庵堂らしき建物は見つからない。あるのは神社で絶対に札所ではない。
お遍路の初めの頃は神社と札所を間違えたが今は違う。なぜ自信を持って札所でないと言い切れるのか。それは簡単だ。札所本堂前には必ず設置してある小坊主の看板がここにはないからだ。しかし、ここではないことがわかっても二十二番がどこか分からないことには変わりがない。

通りすがりのおばさんに尋ねるとどうやら丘の上でいいらしい。しかたがない。疲れた足で再び登る。
何のことはない、同じ道を二回も登ってしまった。墓地の中をとぼとぼ歩く。お墓参りをしているひとがいるがさぞかし元気がない姿に映っていることだろう。
先ほど引き返したところを過ぎて程なくお堂らしい屋根が見えた。
お堂前まで行くと丘の下に伸びる参道の石段がある。どうやら裏側から入ったようだ。表の石段の下は車を停めるスペースがないため案内は八幡神社境内へ導くようにしてあるようだ。

本堂に向かって右に雛壇状にずらっとお地蔵様の石仏が並ぶ。夕暮れがせまり薄暗くなりつつあるし、場所も墓地の中でのんびり出来る雰囲気とは言い難い。早々に退散。
時間は午後5時20分を過ぎている。

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