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○文化財点描(6) 玉造要害山城跡(平成17年11月20日)
玉作湯神社の境内を向かって右へに進むと裏山へ登る小道がある。その小山が玉造要害山城跡。ここへ来るまで知らなかった。
さびた看板に縮尺不明の略図が書いてある。遠くはなさそうなので少し回ってみることにする。
入り込むと一面の竹林で昼尚暗いといった状態。
史跡破壊は人の手による開発が主な原因なのは確かだが、竹も馬鹿にならない。竹林は少しでも人の手が入らなくなるとどんどん広がってゆく。しかも大きな地下茎で木の根などより地下の破壊は強い。
高松塚古墳の壁画保存に悪影響を与えたのは、文化庁のお粗末な対応もあるが古墳の竹林による石室の破壊も一因となっているはずだ。
竹やぶの中の坂道を二の平らと呼ばれている所まで行く。少し平坦になった土地で、やはり竹ばかり。
中世の山城で湯ノ城とも呼ばれているとのことだ。山に削平地が数段残り、空堀、井戸、土塁なども残って小規模ながら保存状態は良好と説明されていた。これで良好なのか。素人目には単なる竹林だ。
どうやら興味を引くものはなさそうなので途中で引き返した。
バイクでの帰路、道端の温度計は12度を示す。体感的にもそんなものか。かなり着込んでいるので自走可能だが、暖かいとはいえない。
目の前には一週間ほど前に降った雪をかぶった大山が聳えている。
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