同行二輪

いつまでも若葉な中年ライダーの古社寺旧跡紀行

小豆島八十八(修行)

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十三番、栄光寺

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○十三番、栄光寺

立派な伽藍のお寺に到着。駐車場も広く舗装されている。門前に手入れの行き届いた庭があり、松並木となった参道を通り抜ける。
納経場が庫裏の玄関になっていて奥さんが出てこられた。玄関先で奥さん相手に朱印を頂いている姿は宅配の受け取りのサインをもらってるようだ。

駐車場の一角が老松の木陰になっていて地面に腰をおろすと風もそよそよと涼しく一休みに丁度いい。真夏と思うほどの暑さと空腹で頭もボーっとし始めていたので休憩のため腰をおろさせてもらった。
出発の時に、日持ちするからと家内から渡されたドーナッツを二つ持って出ていたのでそれで昼食にする。
木陰、そよ風、晴天、お茶そしてお腹も満す食べ物とそれをもたせてくれた家内、全てに感謝。
雲のほとんどない青い空を見上げながらドーナッツをほおばりペットボトルのお茶を飲む。
本当にお遍路をやってるんだとしみじみとしてしまった。

いい感傷に浸っているときにいきなり携帯電話が鳴り一気に現実に引き戻された。雰囲気は台無しだが、世捨て人ではないのでしかたがない。
前の職場からの問い合わせだった。辞めたというのにもう勘弁して欲しい。結局は尋ねられても答えることのできない件だった。

十二番、岡之坊

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○十二番、岡之坊

田圃の畦道としか見えないような道へ案内がある。舗装されてないが表示を信じて入ってゆく。
庵は集落の一角に地区の公民館といった風情で建っている。事実公民館が隣接して併設されているのでこの地区の寄合所を兼ねているのだろう。

そろそろお昼どきだ。しばらく前から食事のできそうなお店を道端に探しているのだがあいにくと見つからない。食堂がなければテイクアウトでもいいのだがお弁当屋もコンビニももハンバーグ屋にも出会わない。

主要な町は島の南側にかたまっている。そこを外れるとガソリンスタンドも食べ物屋も数が非常に少なくなってしまう。小豆島に限ったことではなく、もともとお遍路や巡礼は町中から外れることが多いのでお店が見つけられないことが多い。

休憩できる所があれば携行しているおやつを食べられるのだが適当な場所がない。別に快適な場保を求めているわけではなく、ただ暑いので座って食べられる日陰が欲しいだけなのだ。残念ながらここにも場所が見つからない。公民館を開けてもらえるはずもなく次を目指す。
どこかで休憩できるだろう。なにしろこちらにはお大師様がついてらっしゃる・・・はずだ。

八十八番、楠霊庵

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○八十八番、楠霊庵

ここで島の東海岸は終わる。子牛の形をした島の後ろ足の付け根にやって来た。
お堂は工事中で隣にプレハブが建っている。窓ガラスに大きく「(仮)楠霊庵」と張り紙がしてなければ工事関係者の事務所だ。実際に工事事務所も兼ねてるようにも見える。本尊はそこに仮住まい中。

番号から言えば打ち止めの札所のはずだが終わった感慨は全然湧かない。当たり前だが一番から打ち始めていないのでまだ半分にも満たないからだ。とはいえ小豆島八十八ヶ所霊場の八十八番札所ということで何か心に響くものがあるかと期待していたのだが、工事現場事務所に立つご本尊では打ち止めはおろか札所という実感すら湧いてこない。

プレハブ内ではご近所のご婦人方が集合してくつろいでいる。妙なよそ者が入っていっても特に気にもとめる様子もない。向うは平気でもそのなかでおつとめをするこちらは少々気恥ずかしい。
冷たいお茶をいただいた。厳しい残暑なので冷えた飲み物はとてもありがたい。
ここまでは海岸線の道路沿いに点在する札所で場所はわかりやすかった。これからまた町に中に入ってゆくので迷い始める。

八十七番、海庭庵

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○八十七番、海庭庵

小豆島の東海岸の南下を続ける。

八人石。大阪城築城時の石の切り出し中に八人の石工が下敷きになったという巨石。石切は命がけの仕事だったのだ。事故現場が観光名所になった典型例だ。物珍しさだけで見物するのが少々心苦しい、少し複雑な気持ち。
もちろんその石の大きさには驚く。もともと人力で動かそうとすること自体が間違っていると思わせる大きさだ。
それにしても、人力での運搬能力は侮りがたいものがある。昔の人は偉大だ。

道路に直接面して札所が建つ。安産子授けで有名とのこと。お札が置いてある。どこにも値段は表示してない。どうやら寸志を納めてもらっていいようだ。このあたりも島のおおらかさを感じる。

八十番札所の子安観音寺も安産や子育として慕われていたが小豆島には安産子授けが多いのだろうか。

ご利益には健康長寿、家内安全などが一般的だが、こういうのは効果が直接目に見えて実感しにくい。そもそも風邪すらひかないのが健康なのか、入院するぐらいの大病でなければいいのかあいまいだ。商売繁盛も去年に比べて儲かるのか倒産しない程度なのかわからない。要するに頼んだ人の受け止め方一つといったところがある。
それに比べて安産などは実際に結果がよく分かる。病気平癒なども具合の悪いところが良くなればいいのでご利益を実感しやすい。だから何か具体的なご利益で有名なものはほとんどが「安産」「病気平癒」この二つになってしまう気がする。違うだろうか。

八十六番、當浜庵

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○八十六番、當浜庵

吉田からは島の東側を南下し福田から県道が国道へ変わる。国道に名前が変わっても道路に特に違いはない。相変わらず海岸沿いの気持ちの良いワインディングが続く。

「當浜庵。80m入る」
の標識があるが、そこに見えるのは轍のある未舗装道路。
好んで入ってゆきたいとは思わない道がそこにある。わずかな距離のようだしバイクは止めて歩こうかとしばらく躊躇したが勢いに任せて進入した。
さいわい未舗装部分は短く看板どおりにすぐに札所はあった。


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