同行二輪

いつまでも若葉な中年ライダーの古社寺旧跡紀行

小豆島八十八(修行)

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○七十六番奥の院、三暁庵

木々に囲まれたお堂の周りを老人が庭箒で掃除をしている。堂守だろうか。声をかけられた。
実は普段は無住だが今日はお遍路が参るというのでこうしてやって来ているのだと言う。背格好が似ているので間違えて声をかけられたのだ。

お茶のお接待を勧められるがご遠慮した。どうもにわか遍路にはお接待を素直に受けられない。なんとなく抵抗が感じられる。要するにお接待に慣れてないのだ。信仰心が足りないのだろうか。

七十六番の奥の院となっているが特に変わったところはないし特別なお堂にも見えない。ごく普通の村のお堂のようだ。場所も村はずれで山の上ということでもない。わざわざ番外で奥の院に指定してある理由がわからない。あの老人にでもに聞けば何か知っていたのかもしれないがそこまで気が回らなかった。

七十五番、大聖寺

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○七十五番、大聖寺

ここも昨日間に合わなかって二度目なので迷わずに着ける。島自体はさほど大きくないので経験があると迷うことが少ない。次に遍路に来ることがあればあまり迷わずに廻れそうだ。

昨日閉まっていた扉は今日は当然開いている。やはりここも納経所に人の気配がない。納経所に誰もいないことにはもう慣れっこになった。
さて、また庫裏に呼びに行こうとふと見れば「ご用の方は押してください」と書かれた札があって家の玄関に付けてあるインターホンのようなボタンがある。
先ほどの滝湖寺での半鐘を思い出した。ひょっとすると今まで不在の納経所では庫裏へ回り声を掛けさせて頂いてたが、そんなことをしなくても呼び鈴ボタンがあったのでないだろうか。この後、確かにどこの寺にも呼び鈴のボタンがあった。納経所に誰もいないという経験がこれまでなかったので呼び出しのブザーがあるなどとは想像もしなかったのが気が付くのが遅れた理由だ。

朱印を頂き本堂から庭に出ると塀越しの遥か向うに瀬戸の海が見え、さらにその向うには岡山と思われる山々が少し霞んでいる。よく晴れていて眺めがよい。暑くなりそうだ。

駐車場から山越しに大観音の横顔が望める。昨夕はここで土庄への帰り道をたまたま出会ったJAの職員に尋ねたことを思い出す。実は尋ねる程の道のりではなかったのだが丁寧に教えて頂いた。

さて、笠ヶ滝へ戻るかどうかの決断の時。これから先はどんどん遠くへ離れて行く。戻って打つならこの時点が限界だ。石段に腰かけて観音様を眺めながらしばらく迷ったが先へ向かうことにした。笠ヶ滝は泊まっているホテルから遠くないので何時でも機会がありそうだから。

七十三番、救世堂

○七十三番、救世堂

県道へ戻る途中の部落の一画にある。今日も昨日も滝湖寺への往復で案内板を何度も見て場所は確認してあるので簡単に到着。

ご本尊は聖観音菩薩像で土庄町の文化財に指定されているという。町の指定というのは文化財的な価値としてはどの程度のものなのだろう。扉が閉まっていて何も見えないので何ともいえない。
まあ、見えたとしてもその像の価値を見定めるような眼力はないので同じだ。

どうということのない庵堂の一つなのだが印象に残る場所となってしまった。お遍路が終わってから初めて気がついたのだがここの証拠写真を撮り忘れていたのだ。それでかえって記憶に残る結果となった。ただ、もう一度島へ渡ってもここを特別に訪れたいとは思うほどのお堂ではない。

七十二番、滝湖寺

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○七十二番、滝湖寺

道沿いにもう一つ庵があるはずなのだがどうやら見過ごしたらしい。
小豆島大観音の前を通り過ぎる。大きいのでとても目立つのだが残念ながらここは札所ではない。番外として寄り道してもいいのだが、胸の部分が展望室になっていてエレベータで登れるなど島の観光地施設の一つになっていて、何だか遍路向きではなさそうなので今回はご遠慮する。またご縁があればお参りする機会もあるだろう。

それにしてもあっちこっちに作られている新しい巨大な塔のような仏像はどうして観音様が多いのだろう。個人的には数ある仏像形式の中で十一面観音に最高に魅力を感じるが、世間でも仏の中の一番人気は観音様ということだろうか。

県道を外れて山の方へ入る。道沿いにある救世堂と滝湖寺は戻って来る時に打つ予定として通過して奥の院の笠ヶ滝へまず向かう。
下から見上げる山の頂上近くに堂宇らしき建物が見える。もしかしてあれだろうか。参道はどうなっているのだ。近くまで行けるのか。道は大丈夫か。多少の不安がよぎる。

登りになった山道は舗装はされているが決して広いとはいえない。途中から急坂のヘアピンの連続となって運転下手なオヤジライダーはちょっとびびる。教習所のS字を思い出す。もちろん普通車もマイクロバスも通れる道幅なのでの二輪教習所のS字路よりずいぶん広いが坂道になっていてる分難度が高いかも知れない。
ここを難路と感じたが実はまだまだ厳しい道の札所がこの後にはいくつも残されていたのだ。これから先に何ヶ所もこれ以上のハードな山道を通過しなければならなくなるとはこの時は予想もしてなかった。

駐車場に着いたが登り口は鎖で閉鎖されている。奥をのぞいてみると階段も道もなく岩場をそのまま登ってゆかなくてはならないようだ。手すりとして鎖が付いている。本堂は見上げてもここからは姿が見えない。
入り口の鎖は乗り越えれば簡単に入ってゆけるが、分別のある大人なのでそんなことはできない。建物が見えないために登りがどこまで続くのかわからないのが不安だったのもある。何れにせよ閉まっているところに勝手に入るわけにもゆかない。

滝湖寺へ戻ってみた。お堂は開いているが今日も堂内の納経所は無人だ。大きなコンクリート製の本堂内の納経所の前にはお守りや数珠などいろいろ並べて売ってあるので留守番は居たほうがいいのではないかと心配をしてしまう。島にはお寺のグッズを盗むような不届き者はいないということか。

ふと納経所の窓口をみると木槌が置いてあり、
「ご用の方は半鐘を二回叩いてください」
と書かれている。昨日は全然気がつかなかった。
半鐘を探して木槌を持ってうろうろする。しばらくして本堂入り口の左脇にかかっているのを見つけた。叩いてみると結構大きな音がする。確かに境内ならどこに居ても聞こえそうだ。これが呼び鈴になっている訳だ。お寺らしくて気に入ってしまった。

御朱印を頂き、笠ヶ滝が開いているのは朝八時から昼の二時半までなので開くまで少し待っていてはどうかと奥さんに勧められる。
とても気になっていたことを尋ねてみた。
「どのくらい歩って登らなきゃいけませんか?」
上の駐車場から岩場を登るのは10分もかからないとのことだ。厳しい登山をしなくてもよさそうなのでホッとしたが、今の時刻は7時40分前。何もせずにただ30分近く待つのももったいないので近くを打った後にどうするか決めることにする。何しろ予定を大幅に遅れて廻っているのだ。

四十九番、東林庵

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○四十九番、東林庵

昨日打てなかった滝湖寺を目指し県道26号線を北へ向かう。途中の道沿いに庵が二つあるのでせっかくなのでそこを打って行くことにする。

案内板はすぐに見つけられた。
村はずれの山に張り付いたような小さなお堂。失礼ながら遠くから見たときコンクリートの門をトイレかと思ってしまった。昔は寺格を持っていたとのことだが今は見る影もない。それでも廃絶していないのは住民の努力の賜物だろう。

それにしてもここは山肌の斜面を開いてあるだけだ。こんな狭い土地にどうやってお寺が建ってたのか不思議だ。寺から庵になった時に場所が移転したのだろうか。


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