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○離島
小豆島遍路の二日目。朝のニュースで十勝沖地震の報道がある。北海道が震度六弱の地震に二度襲われたようだ。被害も相当出ている模様だ。地震の恐ろしさは鳥取県西部地震で経験している。あの時は死者も出ずに被害が地震規模に比べて少なかったのが不幸中の幸だった。今回も負傷者が少なければいいがと願う。
その他原監督辞任のニュース。これは平和だ。
巡礼中でも世の中の情報を何となく知りたくなるのはどうしてなのだろう。多分世間と無関係ではいられないということなのだろう。お遍路の心構えが出来てないようだ。
窓からぼんやりと外を眺める。道は濡れていて空はどんよりして雲が低いが、天気予報では日中は晴れて暑くなるとのことだ。
港ではフェリーが出航準備をしている。朝早いのに高校生が船に向かう。ここは離島なのだと改めれ実感する。フェリーで1時間余りで本土と結ばれているとはいえ、離島には違いない。陸続きではないのだ。必ずフェリーの時間を待たなければ山陽にも四国にも行けない。島に住む学生の受験戦争へのハンディーは多分想像以上のものがあるだろ。思わず「がんばれよ」と心の中で応援を贈る。
朝7時、遍路二日目にいよいよ出発する。朝はまだ肌寒い。
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