同行二輪

いつまでも若葉な中年ライダーの古社寺旧跡紀行

歳時記雑考(日々雑感)

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南の大陸の月

先日、夏休みを南半球で過ごして来ました。海外に出るのはパスポートを取り直さないといけないくらい久しぶりで、日常を忘れて楽しみました。
夜空が全く違ったのが印象的でした。特に月の見え方です。

月齢から下弦の月のはずなのに、何故か上弦の月に見えたのです。滞在中にはこの理由がさっぱりわからずにかなり悩みました。勘違いかと思っていたのですが、帰国してやはり見え方が違うことが間違いないことが確認できました。
しかし、良く考えれば北半球と南半球では月の見え方が違うのですね。

南半球では月の満ち欠けは北半球とは逆になるのです。あくまでも見かけ上ですが。
満月と新月は当然同じですが、三日月や半月は左右対称に逆に見えるのです。

少し説明します。
わかりやすいように半月を例にとります。

まず、上弦の月と下弦の月について確認しておきます。月が南の空の一番高い位置にある時に、上弦の月は右半分が明るい状態をいいます。反対に左半分が明るい月を下弦の月と呼びます。
月は新月から右が明るい三日月(花王石鹸のマークですね)になって、右が明るい上弦の月の半月になり、そしてまん丸の十五夜の満月になります。その後は、右から欠け初めて右が半分欠けた下弦の月になって真っ暗の新月に戻ります。これを29日あまりで周期的に繰り返すわけです。

また、一晩のうちに月の動く道筋は太陽と同じように東から上って南の空を通り西に沈んで行きます。

説明上、月と太陽がほぼ真東から上ってほぼ真西に沈む春分か秋分の日に半月が見えているものとします。
上弦の月が南の空の一番高い位置にあると時を考えます。右半分が明るく左半分は暗い月が見えます。南を向いているので左は東で右が西。つまり、月は西側の半分が明るくなっています。

さて、この状態で月の移動を止めて一路南へ移動すると、月はだんだんと頭のてっぺん、つまり天頂に見えるようになってゆき、、赤道付近で本当に真上に位置することになります。この時点でも、月を見るためには真上を向かないといけないので首が疲れますが、南を向いている限りは見え方は同じはずです。
しかし、そこからさらに南へ進み、南半球へ入ると話が変わってきます。
月の見える位置は頭の上を通り過ぎて北側に移動して行きます。これを見るためには、イナバウアーではありませんが、エビゾリしなければならなくなるので、普通は反対向き、つまり北向きに振り向くでしょう。そうすると、月の明るい場所が北半球と反対になって見えるのです。
北半球で見たのと同じように西側の半分が明るいのですが、南半球ではなく北を向いて月を見ることになるので、西、つまり左半分が明るい月になります。北半球と反対です。
実は反対側が明るくなっているのではなく、明るい場所は西側の半分で同じ場所なのですが、見かけが左右逆になっているだけなのです。

ちょっとたとえが変ですが、北半球で北を向いて、そのままエビゾリで南の月を見た状態が南半球の月の見え方ということですね。

こんな簡単なことがわからずにかなり悩んだのでした。

しかし、南半球では月の満ち欠けは北半球と反対に左から明るい場所が増えてきて満月になり、徐々に左から欠けて行くというのは、実に妙な気分です。
もっとも、それが観測できるほど長期に滞在したわけではないのですが。

日食周期

皆既日食が近くなってサロス周期がブームです。・・・そんなことはないですね。自分の中のマイブームです。

サロス周期というのは、大体18.5年で日食が繰り返すというものです。

天球の太陽の通る黄道と月の白道は約5度ほどずれてます。そのため、黄道と白道のが交わる点があり、そこに太陽と月が同時に来ると日食となる訳です。
しかし、その交点は一定していません。それは月の交点軌道面が一定でないためです。ともかく、日食を生ずる交点は少しずつ黄道上を移動して大体18.5年ほどで元に戻ります。
そこで、この交点の移動をサロス周期と説明しているものをよく見かけますが、残念ながら、それはサロス周期ではありません。交点が移動することと、日食は無関係です。交点が移動しなくても日食は起きますし、周期は生まれます。

日食が起きたとき黄道と白道の交点に太陽と月が同時に重なっています。また、そういう状態になれば日食が起きます。
月の動きを考えると、その交点から白道を一周して再び交点まで戻るのに27.212221日かかります。これを交点月と呼びます。
ところが、月が一周してきても太陽には重なりません。月が一周するのに約1ヶ月かかるため太陽は黄道上を30度近く進んでいるからです。太陽まで追いつくのにもう少し進む必要があるので、新月から新月になるのが大体29.53日でこれを朔望月と呼びます。
もちろん朔望月まで待っても太陽と月は重なりません。何故ならそこは黄道と白道の交点からずれているからです。

もう一度、黄道と白道の交点で朔望月と交点月が一致する時が、日食のチャンスです。
その最短が、223 朔望月 = 6585.3212日、242 交点月 = 6585.3575日です。これが18.5年でこのように計算されたのもがサロス周期となります。
この計算には黄道と白道の交点の移動は考慮されていません。

ちなみに、黄道と白道の交点の移動があるために、交点月は月の公転周期より若干短くなってしまいます。交点の移動がなければ交点月が微妙に長くなるために、サロス周期はもっと長くなると思いますが、日食を生じる周期は計算できます。

新月

今日は新月。そして、次の新月が日食です。

46年ぶりの日本での皆既日食は南の島へのツアーでにぎわっているようです。
それにしても、どうして46年?と、思ってしまいました。

サロス周期に全然合わない。
・・・46年前のサロス系列とは違うのですね。
当たり前のことにしばらく悩んだのでした。

多分次の2012年の金環食が46年前のサロス周期ですね。

春を待つ

今日は節分。つまり明日は立春ですね。

節分というのは元々、季節の分かれ目で、その季節の最後の日となります。春夏秋冬が始まる日がそれぞれ、立春、立夏、立秋、立冬ですから、節分は一年に四回あることになります。
しかし、今では2月3日しか節分といいません。

立春は旧暦の正月と結びついています。そのため立春の前の節分は一年の終わりの大晦日の意味を持ってます。一年の終わりの悪いことを払い去って新しい年を迎える儀式があったのですが、それが豆まきに変りました。一年間の穢れを鬼として追いやるというものです。
年間四回ある節分のうち2月3日の節分が最も重要な行事だったわけです。そのため、節分といえば豆まきで、2月3日となってしまいました。

明日から春なのですが、寒いです。立春は春を待つ季節。昨年も同じことを書いてます。全く進歩がありません。進歩というより知識が増えてないということですか。

一月七日

一月七日、七草粥の日ですね。この日に七草を食べて無病息災を願うとされてます。
毎年のことですが、いつもこの日に関して何か忘れていたようで気になって、調べて、ああそうだったと思い出すということを繰り返している気がします。全く記憶が根付いてないということで、本来の記憶力のせいなのか、年のせいなのか、複雑な気持ちです。

何を忘れているかというと、せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ春の七草という種類ではありません。一月七日が人日という節句だということです。

人日は「じんじつ」と読みます。一年の大きな節句である、五節句の一つです。五節句とは一月七日の人日、 三月三日の上巳の節句のいわゆるひな祭り、五月五日の子供の日の端午節句、七月七日の七夕、そして九月九日の重陽の節句です。

古代中国では、正月の1日からそれぞれ毎日、1日を鶏の日、2日を狗(犬)の日、3日を猪(豚)の日、4日を羊の日、5日を牛の日、6日を馬の日として占いをしたとされ、1月7日が人の日になるのだそうで、人に日ということで人日という節句が出来たらしいです。
人日と七草は日本で結びついた風習のようです。翌日の1月8日は穀の日らしく、五穀豊穣を祈ったり占ったりしたとされるので、それと結びついたのかも知れませんね。

五節句は人日以外は奇数の月と日が重なる日になってますが、これは古代中国では奇数は陽数といってめでたいとされていたので、それが重なる日を祝ったことによるとされます。多分、1月1日は元旦で特別な日だったため、一月の節句は7日の人日のしたのでしょうね。


子供の頃、田舎だった実家では正月から延々とお餅を食べ続けてました。流石にお餅ばかりで胃にもたれてお腹の調子が悪くなる頃に七草粥があり、ホット一息といった記憶があります。多分、昔の人もそろそろお粥でも食べたくなる頃でこの行事が根付いたのではないかと思ったものです。

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