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○十四番、清滝山
少し遠回りになるが小豆島スカイラインを使い寒霞渓へ寄り道するルートを選ぶ。これは島のほぼ中央を東西に横断する山岳道路で小豆島最大の観光地である寒霞渓へ通じている。いわゆる観光道路で途中に銚子渓やお猿の国など観光スポットが点在する。美しヶ原や四方指といった絶景ポイントもあり見所満載の道路だ。島に観光で来たならこの道を走らなければどこを観るのかというほどの観光客必須のスカイラインといえる。
もう何度も通った大観音前の県道26号線から左折してスカイラインへと入る。
シーズンオフの早朝という好条件で車が全然走ってないためワインディングロードとして楽しめる。もっとも若葉ライダーなのでコーナーを攻めるといった乗り方はしないし出来きない。夏ではないので昼間は暑くても朝晩は涼しい。道は木立の中で朝日もあたらない山の尾根なのでバイクだとむしろ寒いくらいだ。
途中銚子渓の道路上にたむろするサルを発見。近づくと蛛の子を散らすように森へ逃げて行った。ここの猿は野生のものを餌付けしてあるだけでなのでどこへでも出てくる。観光客が帽子やお菓子の袋などをひったくられることがあるそうだ。
観光が目的ではないとはいえ寒霞渓で一休みするのは小豆島を訪れた以上は義務だろう。駐車場に車は一台もない。もちろん人もいない。展望所で渓谷美を独り占め。ここは紅葉がとても有名だ。秋には駐車場に入れない車が溢れかえるのだろう。
寒霞渓は季節を問わず時間と体力に合わせて各人が楽しめる。下からロープウェーがあり奇岩を眺めながらの空中散歩ができるし健脚向きには遊歩道を使った散策もある。足を伸ばせば星ヶ城山へも行ける。さらに豪華一億円のトイレもある。何か観光協会の宣伝のようになってしまった。
星ヶ城山には南北朝時代の山城の跡が残るとのことで時間が許せば歩こうと思っていたのだが残念ながら予定がおしていて今回はハイキングをする時間はない。散策はまたの機会にする。
寒霞渓を後にして草壁の町へ下って行く。道の名前はスカイラインからブルーラインに変わる。
途中に自動車道の道端に駐車場がある。見上げると崖に張り付くように堂宇が建っている。それが目的の札所だ。舞台が朱塗りなのでお稲荷さんを思わせる。
住職らしき人もおられるし伽藍も立派だしどこからどうみてもお寺そのもの。町のお寺と変わったところといえば今までの山岳霊場と同じで石窟を本堂としてる点ぐらいだ。納経所があってもよさそうなものだ。
山岳霊場はどこも納経所となっているお寺が主管となっているようだ。山岳霊場に若い僧侶が多かった理由が分かったような気がした。きっと修行として登らされているに違いない。
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