同行二輪

いつまでも若葉な中年ライダーの古社寺旧跡紀行

小豆島八十八(結願)

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終章

○終章

お遍路とは一体何なんだろう。
昔は生活苦や差別的な病苦から逃れることを願って廻る人が多かっただろう。そんな人たちにとっては、ただひたすら打ち終えれば自分を取り巻く環境が変わっていたり病気が治ったりすることを夢見た文字通り必死の祈願がお遍路だったはずだ。
現代のお遍路はどうだろう。何のためにお遍路をするのか。何か願い事を秘めて打ち終えてみてもその願いが叶うわけではない。生活も置かれた立場も何も変わりはしない。そんなことは良くわかっているはずだ。
でも廻ることで自分自身が少しは変われるだろうと思う。また、廻り終わった後で他人には分からなくても何かが違ったと自分で感じれば良いのだと思う。
たとえ何も違いを感じなくても、少なくとも廻っている間は誰でも妙にやさしくなれるはずだ。それだけでも良いんじゃないか。
もしも救いが必要なら少なくとも廻っている間は人は救われている気がする。
そんなことを考えながら無事に家に到着した。

積算距離658km。これが長いのか短いのか今の時点では判断できないが、大体バイク遍路がどのようなものか感じはつかんだ。さあ次はいつの日にか四国だ。
「ただいま。帰ってきたよ。」
「おかえり。あれ、何もないの?」
しまった。お土産を買うのを忘れてた。

帰路

○帰路

九時三十分発のフェリーに乗船。
島を離れることが何か寂しい。それは祭りの後の寂しさに似ているかもしれないがほんの少しの達成感が加わっている。短かったけれどそれなりに充実していたし、今までにない良い経験になった。いろいろな想像も楽しかった。お接待もありがたかった。忘れ物も出てきた。天気にも恵まれた。なにより怪我もなく無事に廻れた。ちょっと放心状態に近い心境での本島への船旅だった。
港に着くと心と体全てが急にいつもの日常生活に戻り始めた。しかし、非日常と日常の狭間で気持ちの切り換えが出来ないためちょっと違和感がある。

予定では岡山市内は国道を使い途中まで帰ろうと思っていたが、道が分からなくて結局来た道がそのまま帰路になった。
高梁サービスエリアは休日の昼前ということもあってにぎわっている。どこへ向かうのかツーリングライダーの姿もちらほら見えるが家族連れが多い。観光客の人込みに囲まれて一気に日々の生活に引き戻された。
早めの昼食を兼ねた休憩とガソリンの補給し家路を走る。

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