京都府の南部、加茂(現・木津川市)当尾(とおの)
地理的には奈良北部と言えるくらい奈良に近く
奈良仏教文化の影響を色濃く受けていたと言われます
この当尾の山里には数多くの寺社が建ち
行きかう僧侶たちで相当な賑わいだったようです
また、ここ当尾の里は花崗岩の岩盤が多く
この良質な石を求めて石工(いしく)たちが
各地から集まったようです
その後、たび重なる兵火で寺院は焼かれ
再興されたのは「浄瑠璃寺」や「岩船寺」など
僅かな寺社だけだったようです
そして、もう一つ残ったものは・・・
石工たちが彫残した数多くの「石仏」です
その数は今知られているだけでも
35か所、90以上にのぼるそうです
浄瑠璃寺の本堂脇にもたくさんの石仏があります
この石仏は
当尾の麓を流れる川の橋梁工事の時
川底から見つかったものだそうです
鎌倉時代から今に残る石仏・・・
当尾の里の人たちに守られ
静かに時を刻み続けています
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司馬遼太郎さんが亡くなって14年がすぎました
2月12日の「菜の花忌」は
今年も多くの人で賑わっていたそうです
私が司馬遼太郎記念館を訪れたのは2月10日
記念館の内も外も
満開の菜の花が並べられていました
記念館の一角に司馬遼太郎さん直筆の句碑があります
この句碑5年前までは
河内長野市の「茶葉の里」に置かれていたそうです
私はこの碑文がとても好きです
茶葉の里の碑には昭和61年春と書かれていますが
同じ碑文が京都・頂法寺の花供養塚にもあります
自身お気に入りの碑文だったのかも知れません
頂法寺は「六角堂」の名で知られる西国33所の札所で
華道・池坊流の発祥の寺でもあります
三千という数は仏教用語でいう「三千世界」で
仏教の宇宙論では千の三乗個
およそ1億個の世界が集まった空間をさしているのだそうです
「すべての宇宙」=「無限」と考えればいいのでしょう
そのように考えれば
この句碑は
苦しく辛い時、振り返ってごらん
いつでも
無数の花が咲いているよ
無限の仏様が見守っているよ
・・・そんなふうに語りかけているのかなと思います
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奈良を代表する三社寺、春日大社〜東大寺〜興福寺を
幻想的な光の回廊でつなぎ
美しく神秘的な世界に皆様を誘います、をうたい文句に
2月11日から15日までの4日間
「しあわせ回廊・なら瑠璃絵」が催された
三社寺の夜間特別拝観、冬七夕ツリー、冬花火
光のオブジェ、そして瑠璃色の光の回廊
「燈花会」の冬バージョンとのふれこみであったが
いまひとつ盛り上がりに欠けた催しものであった??
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2月7日、抜けきらぬ風邪も気にせず奈良へ
お目当ては国立博物館での「特別陳列・東大寺お水取り」と
もうひとつは「二月堂修二会について」の公開講座
東大寺塔頭持寶院の上司住職の講座は
自身、練行衆として参籠している立場からの講話だけに
面白可笑しく1時間半「お水取りの話」を聞く事ができた
加えて
新聞では「声明の名手」と紹介されていたそうだが
その見事な「のど」をいち早く聞かせて貰えた
国立博物館から出てきたとき、博物館前では
明日から始まる「なら瑠璃絵」の準備中でった
「しあわせ回廊」と称して11日から4日間
奈良公園界隈が瑠璃色に輝くそうだ
冷たい池に入り準備しているボランティアの人たちを見て
「いい天気の下で・・・」と祈らずにはいられなかった
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