|
A.0.9.11028 高さが変わってしまい、折れてしまったが、再び組み合わせられた石碑。ただ、左部分(146 x 74)が欠けてしまっている。Musso(*大理石の種類:若干、ねずみ色掛かった色をしている。:ブログ管理者、注。)の大理石製。19世紀にBigli通りと交わったManzoni通りで発見された。 紀元後1世紀の碑文。 (* CIL V,8923.) 【碑文テキスト】 Q(uintus) Modius Pelorus (sex)vir sibi et Luciliae C(ai) f(iliae) Pollae uxori C(aio) Lucilio Sabino [-] Cassio Nigellioni amico [..]niali Firmo Licoridi Pupae Cossuroni libertis (*ブログ管理者、注:第一行目のQのみ他の文字より大きく、目立っている!) 【碑文(訳)】 クィントゥス / モディウス・ペロルス / 6人委員が、自分の為に、そして / ルキリア・ガイウスの娘・ポッラ / 妻の為に / ガイウス・ルキリウス・サビヌスの為に / [-] カッシウス・ニゲッリオ / 友人の為に / [. .]ニアリ、フィルムス、リコリス、 / プパ、コッスロ、 / 被解放自由人達(*上記5名全てを示す。)の為に(この石碑を設置した。) / 【解説(訳)】
クィントゥス・モディウス・ペロルスは、自分の墓碑の中で、多くの他の名称や親族(妻やおそらくは彼女の親族の一人)、そして親族でない者、つまりamicus(*友人:ローマ世界においては幾分か法的に重要である名称。)の範疇にある者の名を挙げている。;また、数多くの被解放自由人男女が、個人名のみで示されているが、彼らは全てgens Modia(Modius一門)に属する者たちである。 ファーストネームのイニシャルである大きな文字Qは、ここでは、特に際立った様相を呈している。:一段高く孤立している為、この文字は装飾的な要素となり、(刻まれた)形や位置故に、しばしば石碑に彫り込まれている、メデューサのシンボリックな頭部と言う暗示的な要素となっている。 (解説:A・サルトーリ、訳:ブログ管理者。) |
古代ローマの碑文
[ リスト ]



