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古代ローマ関係の動画をYou TubeにUP!しておいたので、お知らせ。 本日の公開は、ローマよりティベル川を南西に30km下った 海港都市オスティア遺跡より出土した交易人組合所跡の様子を撮影したものです。
古代ローマ時代においてオスティアが繁栄した理由は、この海港都市がローマと属州とが海を通じた交易活動・穀物供給を実践して行く上での中継地(玄関)であったからである。 アウグストゥス帝によって確立された「ローマの平和」(pax romana)の下、属州各地からやってくる交易人組合はしばしばその足跡をオスティアに残して行く。例えば、各々の組合所に敷き詰められたモザイクの形で... ナルボネンシス(南仏)や北アフリカ等、地中海沿岸の属州各地から穀物や象牙を売買する為にオスティアへと寄港した交易人は、それぞれの出身地の組合所で手続きを行なうなど様々な業務をこなしていた。また、こうした組合所は様々な意見交換の場でもあった。 こうした組合所は、都市の中心部に位置する円形劇場の裏手に建設された豊穣と穀物の神ケレス神殿を取り囲む形で設置されていた。 オスティアに残るモザイク画は、古代ローマ時代の繁栄を偲ぶ最良の遺物である。 by トリマルキオ(kannriromaken) 【ちょこっと紹介】 オスティア・アンティーカに残る遺物、とりわけモザイク画は この遺跡が海港都市であったことを偲ばせる海に纏わるモティーフで満ちています。 今回紹介した動画にも、イルカや海産物、穀物や葡萄酒を入れるアンフォラ、商船といった 活発な交易活動を物語るモザイク画が多く描かれており、 何となく開放的な気分にさせてくれます。 ローマを訪れた際には、是非、オスティアにも足を運んでみて下さい。 (※マリアーナ駅よりオスティア・リド線で30分〜40分程度、料金も1-2ユーロ程度。 遺跡入場料は4ユーロ?(詳しくは忘れた)) 【最後に一言】 オスティアは僕に卒論のテーマを与えてくれた遺跡でもあり、 ある意味では、他の遺跡以上に深い思い入れがあります。 |
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