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久しぶりに古代ローマ関係の動画をYou TubeにUP!しておいたので、お知らせ
古代ローマ時代の遺跡ポンペイと同じく、ウェスウィウス火山の噴火によって崩壊したエルコラーノ遺跡には多数の家屋や邸宅跡が残されている。その内の一つがこの「皇帝祭祀団の集会所」跡である。 「皇帝祭祀団」(*Augustales)とは、帝政ローマにおける各都市において、皇帝を祀り儀礼を行う為に結成された祭祀団のことであるが、主に被解放自由人が中心メンバーとなっていた場合が多い。また、こうした祭祀団に参加するメンバーは都市の富裕者である場合も多く、彼らは単に儀礼のみを取り仕切ると言うよりは、寧ろ、各々の都市に自己の財産を供与しつつ、都市財政に大きく貢献する役割が求められていたと考えられる。 さて、この「皇帝祭祀団の集会所」跡は、4本の柱と壁面アーチによって支えられた正方形型で、視覚的にも重厚な構造となっている。特に眼を引くのは、第IV様式のフレスコ画で囲まれた礼拝所であろう。このフレスコ画には、正面から見て左側にユピテル、ユノー、ミネルウァなどの神々とともにヘラクレスが描かれ、右側には、ヘラクレスとエトルリアの神との戦いの場面が描かれている。 また、集会所跡には碑文も残されているが、これは、A. Lucius Proculus及びA. Lucius Iulianus両名(兄弟)が、アウグストゥス帝を讃える儀式の際に、エルコラーノの都市参事会員及び皇帝祭祀団に午餐を振舞ったことを記念したものである。 by トリマルキオ(kannriromaken) 皇帝祭祀団(Augustales)や被解放自由人(libertus)については、何れ「古代ローマについて」の所で、記事にしてみたいと思う。 尚、地方都市における富裕者が果たしていた財政的な役割については、 ↓ ↓ ↓ でも、若干触れているので、参考程度に... 以上、お知らせ |
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古代ローマ時代の遺跡エルコラーノからのレリーフを一つ紹介!
このレリーフは、通称「テレフォスの浮き彫りの家」内にあったレリーフで、紀元前1世紀、約52x120cm程の大きさである。 このレリーフに描かれている二つの題材は、何れもギリシア神話の英雄ヘラクレスの息子テレフォスにまつわるものである。この時、テレフォスはアキレウスから以前に負わされた大腿の傷が一向に治癒せず、長年に渡って苦しんでいた。 左側が、巫女がアキレウスに対して、ギリシア軍はテレフォスによる案内なくトロヤに訪れることは出来ない、と言う神託を告げている場面。 右側が、アキレウスの槍のサビのみがテレフォスを癒すことができると言う神託に従い、アキレウス自ら槍の先のサビを削り、テレフォスに治療を施す場面。 尚、右側のレリーフを拡大したのが以下、2点である。
重要なのは、こうしたギリシア神話の治療場面のレリーフが、エルコラーノ遺跡内の邸宅内でも親しまれていた点であろう。エルコラーノ遺跡はポンペイと同様に、紀元後79年、ウェスウィウス火山の噴火により崩壊した都市であるが、こうしたレリーフが残っていることから見ても、古代ローマ社会における「医学」あるいは「治療」の重要性および普及度をある程度推測することもできる。 当時の医者、医療器具等に関しては、以前の投稿記事 にもあるので参考程度に... 以上、簡単な紹介! (注:掲載画像は全てブログ管理者が現地・エルコラーノ遺跡にて撮影したものである。) 参考文献
・カタログ『世界遺産−ポンペイ展』(朝日新聞社、2001年)。 |
canis in mensa stat.犬が食卓に立つ。 ・stat < sto, are; (動)現,3単: 立つ、直立する
【備考】
…言い忘れていたけど、訳は某辞書から拾った訳語をまんま用いて機械的に訳しているので... |

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