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「あなた テソンと同じクラスの サラさんよね」
「はい そうですけど・・・」
突然携帯が鳴ったと思ったら 何なんだ?
この声は あのクソ女か?
「あなた ずいぶん テソンと仲がいいのね」
「そ、そんなこと 無いですけど・・・」
この声? まさか 姉さん? 何で クソ女と姉さんが一緒居るんだ?
「テソンの事 なんとも思ってないの? ただの お友達かしら?」
「は、はい そうですけど でもどうして そんな事 私に言うんですか?」
「どうして? さぁ それは テソン本人に聞いてみたら? ほら」
なに言ってんだ あの女
「もしもし! なんだよ!! サラがそこに居るなら 変われって」
「もしもし・・・」
「おい!! 変われって!!」
「もしもし 私 サラだけど テソン なんなのいったい? あんた 何考えてるの?」
何考えてるって? こっちが 聞きたいぜ
「サラ!! サラか? なんだよ! 俺は なにも 知らないよ!!!」
「でも 先輩は あんたに聞けって」
はぁ? なに言ってんだよ 姉さん!!
「だから 俺は 何も知らないって言ってんだろぅ」
「何よ! あんた もしかして 先輩に頼んで 私に何か聞こうとしたんじゃないの?」
姉さん 何言ってんだよ!!
「はぁ お前 バカじゃねぇの」
「何よ バカって!」
「俺は お前の事 姉さんみたいにしか思ってないから 変な誤解すんなよ」
「あ、あったりまえじゃない」
あの女 姉さんに 変な事 言ってないよな!!
今度会ったら ただじゃおかねえからな!! ったく
うっ うぅぅぅ〜〜
突然 胸が苦しくなった
やばい そろそろ 俺の身体も 限界か?
気が遠くなる
遠くで 大丈夫ですか? という声が聞こえる
数人の人が 俺の顔を覗きこんでいるように感じたが 意識が遠のいた
ふと 目が覚めた
ここは・・・ 病院か
はぁ 情けね〜
あのまま 倒れこんだのか くっそ
こんな所で 寝てる場合じゃ無いんだ
手にさされた点滴を 引き抜こうとしたとき 看護師が部屋に入ってきた
「こら!! 何してるの!!! あなたは 絶対安静なのよ!!」
そう言って 寝かされてしまった
姉さん 助けて
姉さんに 逢いたいよ
オオカミの誘惑〜再会〜#29
http://blogs.yahoo.co.jp/kanon1230snow/13267423.html
オオカミの誘惑〜再会〜#30
http://blogs.yahoo.co.jp/kanon1230snow/13668430.html
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