韓国ドラマ 〜Another World Story〜

久しぶりに「宮〜天空の皇子〜」をupしました〜〜!

「オオカミの誘惑」 〜再会〜

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全11ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]

「テソ〜ン! 遠くに 行っちゃだめよ〜!」

「は〜い」


私の 愛する 弟 チョン・テソンが 亡くなって 10年・・・

あれから 私は 全ての記憶を 取り戻した

それと 同時に 声を 失った・・・


でも そんな 私を ずっと 支えてくれたのが ヘウォンだった

ヘウォンは 何も言わずに ずっと 私の そばに 居てくれた


ありがとう ヘウォン・・・


テソンが 亡くなってから 今まで テソンのことを 忘れた事はなかった

テソンの 笑顔 
ちょっと すねた 横顔
華奢に見えるけど 本当は 大きな背中
私にだけ 見せた 涙・・・

そして 

最後の 寂しげな 笑顔・・・


そんな テソンで いっぱいの 私を 全て 受け止めてくれたヘウォン

「結婚しよう!」

って 言われた時には 正直 出来ないと思ったけど 

こんな私を 受け止めてくれるのは ヘウォンだけじゃ無いかって そう思った

だから ヘウォンとの 結婚を 決めたの


テソンも きっと 天国で 祝福してくれたよね!

ヘウォンとの 生活の中で 徐々に 声も 取り戻してきた


そして 今日は 公園に一人息子の テソンと 2人で 遊びにきたの

いつか テソンと 過ごした 高校にも 息子のテソンを 連れて行きたいなぁ

テソンと 見た 青空を 一緒に 眺めたい



終わり〜〜

テソンの 手紙を 取り出した

手紙には 愛する姉さんへ と書かれてあった


愛する姉さんへ

サラ・・・
って呼ばなくていいんだね

ハンギョン姉さん 姉さんが この手紙を 読む頃 俺は 遠くに旅立っていると思う
でも 悲しまないで 
俺は 姉さんに再会できて 
姉さんと 過ごせて 本当に 幸せだったから

母さんと 姉さんが 家を出た時 俺は どうしたらいのか分からずに 途方にくれていたんだ
まだ 小1だった俺は 追いかけることも 探す事も出来ず 毎日 泣いていたんだ

そのうち 食べ物が のどを通らなくなり 俺はどんどん衰弱していったらしい
そのとき 父さんと じいちゃん ばあちゃんは すっげぇ心配して 付きっ切りで 俺を看病してくれたんだ
俺が 目を閉じて ベッドに横になっていたとき ばあちゃんが 俺のそばに座って 泣きだしたんだ
「ごめんね テソン 全部 私のせいだ」って・・・

俺は そのとき 母さんと 姉さんの事は 忘れようって決めたんだ

みんな きっと 辛かったと 思うから

でも ある日 そう 確か あれは 俺が小6の時だった 
偶然 町で 母さんを 見かけたんだ

俺は 母さんの後を 気付かれないように そっと ついて行った
結局 家の 前まで 着いていったんだ
その時 姉さんの姿が 一瞬だけ見えた 姉さんの笑顔が すごくまぶしかったのを 今でも鮮明に覚えてるよ

その後も 何度か 家の前まで 行ったんだ
でも そこは 俺の居場所じゃ無いことも 分かってた

高1になって 急に鼻血が出たり体がだるいから 父さんたちには内緒で 病院に行ったんだ
その時 白血病だって 医者から言われた
家族はいるかって 聞かれたけど・・・
父さんたちにも 迷惑かけたくなくて ずっと 内緒にしてたんだ
でも 家族って言葉を聞いたとき 姉さんの笑顔が浮かんだんだ

俺は 姉さんにどうしても 逢いたくなったんだ
死ぬ前に・・・

父さんたちには 理由を言わずに 姉さんが通っている高校に編入したんだ

姉さんと 同じクラスになるよう 校長先生にも土下座して頼んだんだぞ!

姉さんが 俺の事を覚えていないのは 知ってたんだ 
記憶喪失になっていることは 父さんから 聞いてたから

でも 俺は 自分で 自分に 賭けをしたんだ

もし 姉さんが 俺の事を思い出したら 全てを打ち明けて病気の治療に専念しようって
でも もし 記憶が戻らなかったら そのときは 諦めようって
あっ! 姉さんを 責めるつもりは ないから
ただ 自分で 勝手にそう決めただけだから

でも だんだん 姉さんの 記憶が 戻らなければ いいのにって思い始めたんだ
ヘウォンと 姉さんが 楽しそうに話しているのを見たとき
昔から ヘウォンは 姉さんの事が 好きだったのを 知ってたから
俺は 小さい時から 姉さんを 誰にも取られたくなかったんだ
バカみたいに ヤキモチやいてたんだ
そして 再会して その気持ちが 昔とは 少し違うと感じ始めたんだ
多分 姉さんの事を 姉としてでなく 一人の女性として 愛し始めたんだと思う


だから 俺は 旅立つ事を 決めたんだ

ごめん 姉さん 

姉さんと 過ごした時間 それが 俺の 全てだった
本当に ありがとう

そして 愛してた チョン・ハンギョン


チョン・テソンより


読み終えて 呆然とした
そして 涙が すこい勢いで あふれてきて 止まらなくなった

テソン ごめん 
本当に ごめん

何度も 何度も 心の中で 叫んだ



続く〜〜 

「テソン! 起きて! また 寝たふりして!」

そう言う私の肩を そっと ヘウォンが抱きしめた

ママは 泣き崩れて 立つことさえ出来なかった


私は フラフラと 廊下へ出た

これは きっと 夢
私は 今まで 悪い夢を見てたんだ

きっとそう・・・

いつの間にか 病院の外に出ていた

すれ違った男性と 肩が ぶつかり その拍子に ポケットから 手紙が落ちた


テソンの 手紙だ

それを拾い上げて もう1度 読み直した

テソンから 最初で 最後の手紙

手紙には こう記してあった


続く〜〜

ヘウォンと私は とにかく 心当たりの場所を 探し回った

夜になって もう1度 テソンのアパートに行ってみた

「テソン テソン」

呼びかけたとき ほんの 少し 物音がした気がした

「テソン いるんでしょ! 返事して!!」
ドンドンドン 思いっきり ドアを叩いた

隣の住人が ドアを開けて 迷惑そうに 睨んだ


でも 今は そんな事構ってらんない!


ガチャ

やっと ドアが 開いた

「バカ! テソン!! 何やってんの!!!」

そう言って テソンを ギュッと抱きしめた

ヘウォンは じっと その場に立ち竦んでいた

「ごめん・・・」

テソンは 静かにつぶやき そのまま 意識を失った

「テソン! テソン!! 救急車を呼んで 早くっ!!」
思わず 叫んでいた

間もなく 救急車が到着し 入院していた病院に運ばれた


ママも テソンを2度も失ってしまった と言う自責の念に 駆られていたせいか
今日一日で すっかり やつれていた

「ママ・・・ テソンは きっと 大丈夫! 私の弟だよ! ママの息子なんだよ!」
そう言う私を見る ママの顔は とっても悲しい笑顔だった

「そうよね 大丈夫・・・ きっと・・・」
ママは 呪文のように 唱えていた


そのとき 中から 看護師が慌てて 飛び出してきた

「チョン・テソンさんのご家族の方ですよね? すぐに 来てください! かなり危険な状態です 最後に お別れの言葉を 言ってあげてください」


お別れの言葉???

何のこと???

誰のことを言ってるの???


何がなんだか分からないまま 促されるままに 病室に入った

テソンが 苦しそうにしてる


「ね、姉さん・・・ ありがとう」


その言葉を最後に テソンは 二度と 眠りから 覚める事はなかった


続く〜〜

テソンが 置いていった手紙
実は 私宛に もう一通あったの

ヘウォンには なんだか 言えなかった

ヘウォンが ナースステーションに行っている間に 手紙を読んだ
読み終えて 頭が真っ白になった

テソン どこにいるの?
あんたに 謝りたい

気付いてあげられなくて ごめん 
これからは 私が あんたの事を守るからって
そう言って 抱きしめてあげたい


外に出ると ママが走ってくるのが見えた

「ママ! テソンから 何か 連絡なかった?」

「いえ 何も・・・」

ママは 本当に悲しそうな顔をしている

「とにかく 心当たりを 探そう!」

そう言って ヘウォンが 私達親子を 励ましてくれた
ヘウォンが この場にいてくれて 本当に良かった

ヘウォンが 友達に連絡して テソンを探すように頼んでくれている
少しでも多いほうがいいからって・・・

そして 私と ヘウォンも テソンが行きそうな場所を 探す事にした
ママは 病院に残ってもらうことにした

とりあえず テソンの アパートに行った

「テソン! テソン!! 居るなら 開けて」

返事はない

ドアに耳をつけて 中の様子を伺ってみたけど
何の物音もしない

居ないのかな?

「また 後で 来てみよう!」
ヘウォンの言葉に促され 他の場所を 探す事にした

そのとき テソンが 部屋で苦しんでいる事を知らずに・・・


続く〜〜

全11ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

話題の新商品が今だけもらえる!
ジュレームアミノ シュープリーム
プレゼントキャンペーン
ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事