さわやか易

いらっしゃいませ。名画を鑑賞するとき、その背景である歴史を考えてみたい。(猶興)

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さわやか親分に小沢党首辞任問題を訊いて見た。

「馬鹿野郎、ワシが政治のことなど、解かる筈はないだろう。

只な、こないだ猶興先生が面白いことを言っていたな。

小沢はある幕末の人物によく似てるという話だ。」

「そうですか、いったい誰でしょう。」

「確か、清河八郎と言ってたよ。お前知ってるか?」

「いいえ、知りません。」

「なんでもスゴイ奴らしいよ。出身は山形の裕福な郷士だそうだ。龍馬みたいだよな。

千葉道場で免許皆伝、学問は安積艮斎。秀才だったとよ。「清河塾」という学問と剣術を
一人で教える塾を開いたそうだ。

桜田門外の変があり、その頃から尊皇攘夷の結社を作ったらしい。その仲間がヒュースケン
というアメリカの通訳を殺害した。八郎も取調べの身となり、その追っ手を斬ってしまった。
つまり幕府のお尋ね者になった。

各地を転々としたらしいが、ここからがこいつの本領発揮なんだ。
幕府は尊皇攘夷に手を焼いていたので、安政の大獄で一度失脚して幕府政務総裁に返り咲いた
福井の殿様・松平春嶽に尊皇攘夷への対策として「急務三策」を上書する。
なにしろ筆も立てば弁も立つから幕府もコロリと騙された。

つまり「浪士組」を結成して京都の尊攘派を粛清しようというものだ。幕府はこれを採用した。
例のお尋ね者の件はチャラにして貰った。この「浪士組」に近藤勇、土方歳三、芹沢鴨たちが
いたんだ。

幕府から莫大な軍資金も手に入れ、234人の「浪士組」は京都に到着した。
ところが、到着したその夜、八郎は組員に「本当の目的は尊皇攘夷の先鋒になる」と告げた。

八郎は幕府を裏切った。近藤たちはびっくりした。そして、八郎とは袂を分けて「壬生浪士」
のちの「新撰組」となったのだ。

江戸に戻った八郎はぬけぬけと次の陰謀に取り掛かっていた。
ところが、幕府の刺客・佐々木只三郎によって斬られる。当然だよな。
そしてこの佐々木が「見回り組」の組長に出世して今度は龍馬を斬ったという話だ。」

「いやぁ、スゴイ話ですねぇ。その清河八郎って相当のワルですねぇ」

「ワルというより、策士だと猶興先生は言っていたな。策士策に溺れると」

「その清河八郎に小沢党首が似てるってことですか」

「まぁ、そういうことじゃないか。ワシはよく知らんがね」

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ご訪問とコメント感謝いたします。
私もこういう結果を予想して記事にしていました。
[http://blogs.yahoo.co.jp/nkydr632/36394440.html/ 司馬史観]
歴史のアナロジー(類推)というものは
まったく先見性を与えてくれると感じています。

2007/11/6(火) 午後 8:21 [ #&%$ ]

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おぉ・・・そういわれてみれば動きが似てますね
では鳩山さんが山岡鉄舟?かな?
佐々木只三郎が岡田克也さんで・・・
原口一博さんが・・・近藤勇 山南敬助が長妻昭さん・・・
どうですか?このキャスト?(顔で判断しましたスイマセン親分)

2007/11/6(火) 午後 8:21 redorca

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ちょうど親分さんの言葉が聞きたかったところです。策士策に溺れて藁をたくさんつかんだようで、今度は辞意撤回というニュースが流れています。つかむのはいいですが、このような朝令暮改状態では信用がなくなってしまうのではないでしょうか。

2007/11/6(火) 午後 11:57 [ tokiwaokina ]

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O〜MAさん、訪問とコメント有り難うございます。
司馬遼太郎の歴史観は私も大好きです。政治家への観察眼もあったのですね。ますます混乱しそうな気がします。心配ですね。(猶興)

2007/11/7(水) 午前 9:35 kan*u*uuk*u

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redorcashozoさん、有り難うございます。
血筋が良くブランドイメージからも鳩山さんが山岡鉄舟はピッタリですね。江戸に戻った八郎は鉄舟の家に泊まりこんだという話です。鉄舟は太っ腹なのかお人よしなのかどっちでしょうね。(猶興)

2007/11/7(水) 午前 9:46 kan*u*uuk*u

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tokiwaokina 有り難うございます。
「覆水盆に返らず」の言葉もありますから、すんなりと元の鞘に納まって目出度し目出度しとはいかないでしょう。それよりも国民がしっかり自分の国の行く末を考えねばいけませんね。政治家はなにしろ弁が立つ人ばかりですから騙されないようにしたいものです。(猶興)

2007/11/7(水) 午前 9:52 kan*u*uuk*u

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面白いですね。清川八郎と小沢一郎が共通している点は策士であることと、「男の美学」がないことですね。だめ親父でも、負け犬でも美学がある人物は魅力があります。西郷も龍馬も土方も負けて男を上げましたね。
今日の小沢は東北の無骨者で口が足らないと卑下して見せましたが、同じ岩手出身の本物の無骨者で、負け犬だが光輝いている宮沢賢治のような人物が大勢いますよね。
面白い記事をありがとうございました。また、寄らせていただきます。

2007/11/7(水) 午後 10:01 cin*an*v*ta

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亜細亜のKENJIさん、有り難うございました。
「負けて男を上げる」確かに幕末の人物にはそのようなことが言えますね。幕府の刺客に斬られたのは龍馬も八郎も同じですが、その後の評価は全く違っています。目的のためには騙しでも裏切りでもやるでは日本男子としては失格でしょう。(猶興)

2007/11/8(木) 午前 10:11 kan*u*uuk*u

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なるほど、上手い事言いますね。小沢って人は、分裂させる破壊者の力はあっても、求心力に欠ける...。この政局...ほんと、訳の分からん状況になって来てますが、ではナベツネは誰でしょうね?まあ、阪神ファンなもんで、あのジジイのやる事為す事気に食わない...。う〜ん...該当者は居ないな。

2007/11/8(木) 午後 9:14 マルボロ・タイガー

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タイガーさん、有り難うございます。
清河八郎も大物であることは間違いはないので、「浪士組」は自分の発想で作ったのではないでしょうか。八郎と龍馬の違いは「功名」が目的の八郎に対して、龍馬は本気で「日本を変えたる!」という志の差ではないでしょうか。(猶興)

2007/11/9(金) 午前 9:57 kan*u*uuk*u


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