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山天大畜
(序卦伝)天妄有りて然る後に蓄う可し、故に之を受くるに大畜を以てす。
(卦辞)大畜は貞しきに利し。吉。大川を渉るに利し。
(大象)天、山の中に在るは大畜なり。君子以て多く前言往行を識して以て其徳を畜ふ。
大畜は正しい道に叶っておればよろしい。進んで世に出て正しい道を行えば吉にして福を得る。天下の艱難を救済することが出来るだろう。大人君子が大徳・大才を養うて動ぜぬ象であり、偉大な王者が勝れた人材を包容して安定してをる象である。
何楷曰く「畜とは之を畜めて以て其徳を成すなり。何ぞ乾を畜むる。其の過鋭にして或は躁がしく、過剛にして或は折れ、過大にして或は簡ならんことを懼る。故に畜めて以て之を裁す。此れ聖人、天下を陶鋳するの妙機、師道なり。唯だ上九の一爻、之に当る。」
大畜は大事と実力の蓄積
下の三陽は有能な人材であり、上の六四、六五、上九がいかに養うかを説く。
主爻上九「天の衢を荷ふ。亨る。」衢(ちまた)は四通の大きい道路。天の衢を荷ふとは天上の四通八達、縦横無碍、広大無辺なる道を肩に荷っておるのである。
荘子の逍遥遊編に「背に青天を負い、之を夭閼(ようあつ)する者莫し。」とあり、自由自在に働きができることをたとえたもの。
西郷隆盛。1827〜1877
廃藩置県に見る山天大畜
岩倉具視、大久保利通らの政府要人が大挙して洋行に出発出来たのは、一人西郷がいたからである。新生・明治政府が先ず最初に断行しなければいけない改革は「廃藩置県」であった。諸大名の持っている土地と人民を取り上げることであり、大リストラが必要だ。当然激しい抵抗が予想されうかつにかかれば全国で蜂の巣を突いた様な内乱になる可能性もある。
岩倉、大久保らは知恵をしぼった。大久保の案により勇断力と国民的徳望のある西郷を中心に据えることにした。西郷は戊辰戦争が一段落した後、3年間も鹿児島に引っ込んでいたが、呼び出しに応じる。西郷は反乱に備え、薩、長、土から一万の徴兵を全国に配備させる。
「後はおいどんが引き受けもんそ。暴動は責任をもって鎮圧しもす。」明治4年7月14日明治天皇の詔勅による廃藩置県の大号令が発布された。こうして全国261藩が廃止され、3府302県が生まれた。中央集権的近代国家のかたちが出来た。その年の11月、岩倉使節団は西郷に後を任せて日本を出発した。
日本に来ていた英国の代理公使であるアダムスは「西洋諸国では絶対有り得ないことである。一片の詔勅をもって、これほどの重大事がかくもスムースに行われるとは日本皇帝の威力、国民の忠誠心は驚嘆すべきものである。」と語っている。 |

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