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企画院に観る「水沢節」
(序卦伝)渙とは離るるなり。物は以て離るるに終る可からず。故に之を受くるに節を以てす。
大恐慌以後の経済は長いトンネルに入って抜け出すことが困難だ。自由主義経済では貧富の差が出るばかり。「今こそ国が経済を統制して私有財産を制限すべきだ。」軍部が台頭するのと呼応して官僚の中にも全体主義国家構想に傾斜する動きが出る。ここでも政党政治が軽視されてくる。
2・26事件後に陸軍では統制派が、官僚では革新官僚が実権を握る。革新官僚たちは昭和12年、ナチスなみの全体主義を目指して「企画院」を設立した。企画院は次第に権限を強化していき翌年には「国家総動員法」を制定する。人的資源および物的資源を国家が自由に統制運用でき、自由主義経済は封じこめられ、全体主義的な命令経済となっていく。
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水 沢 節
(卦辞)節は亨る。苦節は貞にす可からず。
(大象)澤の上に水有るは節なり。君子以て数度を制し、徳行を議す。
節は節制、節義、礼節、節操、貞節、調節。節を失うときはすべて乱れる。とかく世の中は 行き過ぎるか不足かで、程よき程度にすることが肝腎。
水沢節は人事と節義
厳しい節を唱える上六に全体の爻が従う。初九、九二、六三、其々の立場で謹慎している。喜びの性質である兌であるが、ここでは笑顔はない。上卦の坎は艱難であるから、節にはぴったりである。上六は「苦節なり。貞なるも凶。悔亡ぶ。」自分のためではない、国家のためと言い張る。
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