|
ヨーロッパの近代史はイタリアで興るルネサンスにより「神より人」の時代が到来。スペイン、ポルトガルから始まる大航海時代による経済発展。そしてドイツから始まる宗教改革がほぼ同時に起こることから始まる。16世紀からの出来事を振り返ると。
カール5世(1500〜1558)はハプスブルグ家の全盛期にヨーロッパ統一を目指すが一歩手前で力尽き断念した。
「レオナルド・ダ・ヴィンチの死」 作者:ドミニク・アングル 1518年
同時代のフランスのフランソワ1世(1494〜1547)である。フランソワ1世はレオナルド・ダ・ヴィンチをパトロンにする。師とも仰いだことでも知られる。
「バヴィアの戦い」1525年 作者:ベルナード・ファン・オルレイ
16世紀の半ば、ハプスブルグ家のカール5世とフランスのフランソワ1世は激しくライバル争いを繰り広げた。このバヴィアの戦いではフランソワ1世は破れ捕虜になった。その後、フランソワ1世はスレイマン1世率いるオスマン帝国と手を結ぶ。
「マルティン・ルター」 作者:ルーカス・クラナッハ 1529年
マルティン・ルター(1483〜1546)による宗教改革はその後、ヨーロッパ中でカトリック対プロテスタントの壮絶な宗教戦争が繰り広げられる。
「ヘンリー8世」1537年頃 作者:ハンス・ホルバイン
イングランドのヘンリー8世(1491〜1547)はカトリックのローマ教会から離脱し、イギリス国教会を設立する。きっかけは王の離婚問題。世継ぎをつくるため6人の妃をもつ。
「狩りをするヘンリー8世」
2度目の妻アン・ブーリンの産んだ子がエリザベス1世である。しかし男子を産まないアンはその後、処刑される。
「ジェーン・グレイの処刑」1553年 作者:ポール・ドラローシュ
ヘンリー8世の死後、王位を巡る相続争いで犠牲になるジェーン・グレイ(1537〜1554)。16歳だった。
エリザベス1世(1553〜1603)
苦難の末、25歳で即位したエリザベス1世はイングランドの黄金時代を迎える。
スコットランドの女王として生まれたメアリー・スチュアートはフランス王妃となるも、その後数奇な運命が待っている。
「アマルダの海戦」1588年 作者:フィリップ・ジイムズ
南米からの銀の輸送船を略奪していたイングランドに対し、ついにスペインがアマルダ(無敵艦隊)にて海戦を挑むが海賊ドレイクの奇襲に遭い壊滅する。以後、スペインに代わりイングランドが制海権を掌握、台頭する。 |
名画に学ぶ世界史
[ リスト ]



