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18世紀は「啓蒙思想」の時代。17世紀に確立した絶対王政に批判的な芸術、学問、思想が発達した。パリの貴族の間では各分野の有力者を自宅に集め、情報交換する習慣が流行した。また王侯貴族の間でも啓蒙主義は流行し、プロイセンのフリードリヒ2世、ロシアのエカチェリーナ2世、オーストリアのヨーゼフ2世などは率先して学び政治にも反映させた。
「ジョフラン夫人のサロン」 作者:シャルル・ガブリエル・ルモニエ
貴族のジョフラン夫人(1699〜1777)のサロンにはモンテスキュー、ルソー、ヴォルテールなど各分野の有力者が国内外から集まったことで知られる。
「ポンパドール夫人の肖像」 作者:フランソワ・プーシェ 1756年
ルイ15世の公妾・ポンパドール夫人(1721〜1764)は政治に関心のないルイ15世に代わって国政、外交にも関わった。
「フリードリヒ大王のフルートコンサート」 アドルフ・メルツェル 1852年
荒廃したドイツ連邦の中からプロイセン王国が台頭してくる。啓蒙思想家のフリードリヒ2世は(1712〜1786)はオーストリアの継承問題に抗議してシュレジエンを獲得する。
「マリア・テレジアと子供たち」 作者:マーティン・マイテンス2世
三十年戦争の敗北により権威を低下させたオーストリアは男子の継承者がなく窮地に陥る。復活を成し遂げたのは女帝マリア・テレジア(1717〜1780)だった。プロイセンに奪われたシュレジエンを取り戻すため7年戦争を起こすが果たせなかった。
ピョートル大帝(1672〜1725)
ロシアではピョートルが西洋化を図り北方戦争を制し、領土を拡大した。
エカチェリーナ2世(1729〜1796)
さらにロシアの領土を拡大させたのはエカチェリーナ2世である。エカチェリーナ2世はプロイセンのフリードリヒ2世、オーストリアのヨーゼフ2世とポーランドを分割する。
「デラウェア河を渡るワシントン」 作者:エマニュエル・ロイツェ
1775年から始まったアメリカ独立戦争は1783年にパリ条約にて独立が承認されアメリカ合衆国が誕生する。
「球戯場の誓い」 作者:ダヴィット 1791年
18世紀末、フランスの財政は危機的状況に陥った。民衆に後押しされた改革派議員たちは特権階級の課税を求めて立ち上がる。ついにフランス革命の勃発へとつながる。
「マリー・アントワネット」 作者:ルブラン 1783年
フランス革命により国王ルイ16世とともに王妃マリー・アントワネット(1755〜1793)も処刑された。
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名画に学ぶ世界史
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