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親分、ユダヤ人金融家のやることは凄いですね。徹底的にやるんですね。この辺でやめておこうなんてことがないんですね。
そうなんだ。元々のユダヤ思想の中に世界を一つにするまで、征服するという思想があるらしいんだ。だから強いというか、怖い思想でもあるよな。じゃあ、今日からはアメリカに行こうか。前奏が長くなっちゃったけどな。
いや、前奏も面白かったですよ。アメリカはユダヤ人にとってはどんな国だったんですか?
何度も言ったけど、ユダヤ人は何処へ行っても迫害されてきた民族だろう。アメリカはそうじゃないんだ。何しろ、皆が移民なんだから、ユダヤ人だろうが、フランス人だろうが、イギリス人だろうが、関係ない。実力さえあれば、誰だって出世出来るんだ。ユダヤ人にしてみれば、天国みたいな国だよ。正に水を得た魚という感じだな。
そうですよね。正にユダヤ人のために用意されていたようなもんじゃないですか。
最初はイギリスを追われたピューリタンたちが行ったんだが、やがてユダヤ人たちはどんどん渡って行くんだな。開拓が進むとこんな素晴らしい所はないんだな。大自然に恵まれ、気候は良いし、土地は無限に広いんだ。ヨーロッパから食い詰めていた人たちが新天地を目指してどんどん渡って行ったんだな。
そのうえ、金鉱まで発見されましたね。
あのな、カリフォルニアで金鉱が発見されたのは19世紀の中頃だから、かなり経ってからなんだ。それまで、金銀の採掘はコロンブス以来、主に南米だったんだ。だから南米にはスペイン人が多いんだ。それとポルトガル人だ。
バッファロー
アメリカの西部は大草原だったんですよね。
面白いのは19世紀になった時、西部には人間の数よりバッファローの方が多くて、約6000万頭もいたらしいよ。それが19世紀の終わりには1500頭にまでなったというんだ。いかに凄い勢いで開拓が進んだかということだよな。
気の毒なのは先住民のインディアンたちですよね。バッファローと一緒に虐殺されちゃったんですね。
そうだな。まったく気の毒な話だ。南米も一緒だがな。何しろ、先住民を人間として扱っていないんだからな。黒人もそうだが、随分ひどいことをしていたんだな。それがアメリカの歴史だよ。あんな広いところを始めて入植してからわずか150年位で建国したんだからな。それから200年ちょっとしか経っていないんだ。
日本で言えば、江戸時代になって初めて入植した訳ですね。それが、世界一の経済大国で世界一の軍事大国なんですからね。世界史的に考えたら奇跡みたいなものですよね。さて、アメリカでも活躍したのはユダヤ人なんですか?
そうだな。やはり、国の発展には金の力が必要だからな。イギリスの金融家たちが発展するアメリカに目を付けない筈はないよ。アメリカが独立宣言をしたのが1776年だから、独立時にどんなドラマがあったかから話をしようじゃないか。
いよいよアメリカの正体に迫って来ましたね。では次回にお願いします。
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