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親分、リンカーン大統領を暗殺するなんて、金融の世界は暴力団みたいですね。アメリカにとって、金融家たちの存在はいったい何だったのでしょうね?
確かに暴力団的なところもあるんだろうけど、じゃあ、彼らがいなかったらアメリカはどうなっていたかだな。恐らく、あんなに早く発展することはなかっただろうと思うよ。
それはどういうことですか?
19世紀の金融家で最も力があったのは、J・P・モルガンだ。勿論、ユダヤ系なんだが、度々国家を救っているんだ。巨大国家になったアメリカでも発展途上の時はたびたび金融恐慌になるんだよ。1893年の金融恐慌では時の大統領・クリーブラントはモルガンに救済を申し出ているんだ。モルガンは銀行団を組織して、1億ドルの債権を引き受け、国家を救っているんだ。
アメリカ政府よりモルガンが大きいとする戯画
そうなると、アメリカを陰から支配したユダヤ系金融家たちが暴力団みたいだなんて言えませんね。なくてはならない存在なんですね。
そういうことも言えるよ。前にも言ったが、アメリカに渡ったユダヤ人たちの子孫は一生懸命働いて、それぞれの分野で成功しているんだ。例えば、ジョン・ロックフェラーは一代で石油王と言われ、林業、鉄鋼、鉄道、流通の分野にも手を伸ばし、大富豪になっているんだ。モルガンもそうだが、ロックフェラーも大学をつくったり、図書館や美術館をつくったり、社会貢献もしてるんだぞ。
ところで、アメリカの中央銀行はその後、どうなったんですか?
1907年にも金融恐慌が起こっているんだ。お前も知ってるユダヤ人金融家のジェイコブ・シフがニューヨーク商工会議所でした演説によると、「通貨制度を安定したものにしないとアメリカは破滅する。恐慌は何度でも襲ってくる。」と言っている。このシフはロスチャイルド家の代理人とも言える存在なんだ。
日露戦争で日本に融資してくれたジェイコブ・シフですね。そんなことを言ってるんですか。つまり、しっかりした金融家たちがしっかりした銀行を管理しなければ、国家は安定しないということですね。アメリカには陰の支配者が必要だということですか?
まあ、その後のアメリカを見て行こうじゃないか。そこで、ユダヤ系の金融家たちが考えたことが新たな通貨発行機関を作ることなんだ。しかも期限は無期限なんだ。これは大変なことなんだ。国家の心臓をかれらが永久に握るということだからな。
通貨の発行権ですからね。イギリスと同じことをしようとしたんですね。どうやったんですか?
先ずは、秘密裏に綿密な計画を練る必要がある。しかも議会にも議員にも内緒で進めなくてはいけない。そこでシフが中心になってその秘密会議を開くことになった。主だった金融家たちにある小島に集合してもらうんだ。ジョージア州にあるジキル島という。その島に選ばれた大富豪たちが釣り人を装って集まるんだ。集まったメンバーはロスチャイルド家、モルガン家、ロックフェラー家、シフのクーン・ロープ商会の関係者だ。皆、ユダヤ人で親戚関係にあるんだ。
アメリカの心臓を手術するのに、まったく誰にも知られないように計画されたんですね。
そうだよ。ばれないように一週間、お互いの名前も口に出さないように過ごしたというのだ。こうして作った計画を実行に移すんだが、その為の大統領選出から、着々と2年間準備をしていくんだな。
具体的にはどうしたんですか?
これは国家の法案を変更することだから、大統領の署名が必要なんだ。2年後に大統領選挙があるんだが、次の大統領に署名を貰う計画なんだ。
アメリカの最重大法案ですね。次の大統領というのは、誰なんですか?
じゃあ、次にその話をしようじゃないか。
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