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親分、よろしくお願いします。アメリカの新しい金融システムを築くために、ユダヤ系の金融家たちが指名した大統領の話だったですね。
その前にアメリカの大統領がどうやって選出されるかを知らなくてはいけないな。当時、今から百年前のことだが、既に共和党と民主党の2大政党が競い合う体制が出来ていたんだな。大抵はどこかの州知事が候補になるんだが、選挙に勝つためには莫大な資金が必要だったし、大々的に宣伝してくれるメディアが鍵を握っていたんだ。それは今と殆ど変わりはなかった。
成程、やはりメディアですね。じゃあ、そのメディアを味方につけた方が勝つんですね。
ところが、その大メディアの出資者、オーナーは全てと言っていいほど、ユダヤ系が占めているんだ。金融家たちのグループなんだよ。つまりは、金融家たちが指名すればほぼ間違いなく選挙に勝てるという訳だ。そして、その時、金融家たちが指名したのが、ウッドロー・ウィルソンだった。東海岸にあるニュージャージー州の知事だった。確実に当選させるためにある工作をするんだな。それはな、前期の大統領が共和党のタクトで結構人気もあった。通常だとそのまま2期目で当選するんだが、共和党を二つに分裂させるんだよ。じつは共和党のその前の大統領がセオドア・ルーズベルトで国民的人気があったんだ。その引退していたセオドア・ルーズベルトを担ぎ出して、進歩党として再び立候補させたんだな。
成程、そうすれば、二つに割れた方が負けちゃいますよね。いろんな方法があるんですね。
そういうことだ。国民は知らないから、そのまま選挙に突入して、民主党のウィルソンが当選したんだ。
ウィルソン大統領(1856〜1924)
政治の世界では裏で何が起こっているか解らないものですね。大統領といっても、そういう支配者たちに操られている役者に過ぎませんね。結局金融家たちが操っているんでしょ。
金融家たちにはそれぞれの分野にエキスパートがいるんだよ。お前がヘンリー・キッシンジャーが凄いと言っていたけど、キッシンジャーなみの凄腕は100年前にもいくらでもいたんだな。例えば、このウィルソン大統領の側近として大統領を動かしていたのはバーナード・バルークというユダヤ人なんだ。大富豪でもあり、チャーチルとも親しく、外交、政界の陰の支配者といっていい程実力があったんだ。
バーナード・バルーク(1870〜1965)
なるほどねー。アメリカを支配しているのがどんな人たちかが少し解ってきました。今から100年前にはすっかり出来ていたんですね。ところで、新しい金融組織に大統領が署名すんですよね。何かドラマがあったんですか?
そうだな。じゃあ、次はその話をしようか。
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