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親分、続きをお願いします。イギリスでピューリタン革命を起こしたクロムウェルが360年ぶりにユダヤ人を再びイギリスに呼び戻したという話でしたね。やはりお金の力はその当時も今も変わらないんですね。ところで、ピューリタンとはプロテスタントですよね。プロテスタントはユダヤ人に対しては対立はないんですか?
宗教的な対立はあるとは思うんだが、プロテスタントはルターから始まった新しいキリスト教だからカトリック教みたいな教会の権威第一主義とは違うと思うな。少しは開けたところがあるんじゃないかな。まあ、それよりも、革命をやるには莫大な金がかかるから、背に腹は代えられないという事情があったんだろう。
一方でユダヤ人にとっては、360年前の怨みは当然あったでしょうね。復讐しようとしたんですかね?
ユダヤ人にとっては迫害に逢うのは日常茶飯事だから、いちいち恨んでいてはキリがない。そんな環境で生き抜いて来たのがユダヤ人なんだよ。でも、踏まれっぱなしではいないのがユダヤ人なんだよ。一枚上手なんだな。当時イギリスとオランダは3度に渡る英蘭戦争があり、イギリスは経済的ににっちもさっちもいかない状態だった。そこで、ユダヤ人金融家たちはイギリス王室と取引をしたんだ。
どんな取引なんですか?
金を融資するから今後全てのイギリスの通貨を独占的に発給する権利を要求したんだ。つまりはユダヤ人金融家たちが発行した通貨を国王が借金するという仕組みなんだ。だから国王は借金したら利息をつけて返済しなければいけないのさ。ところが、返済より次々と借金するはめになって莫大な借金を背負うことになったんだ。それがイギリスの通貨ポンドなんだよ。でも英蘭戦争は結局イギリスが勝ったんだ。
成程、それじゃあ、戦争には勝ったもののイギリス王家はますますユダヤ人金融家には頭が上がりませんね。もう、以前のように借金を棒引きにして、ユダヤ人を追放するなんてことはできないでしょうね。
そうだよ。王の権力もすっかりなくなってしまい、お飾りのような存在になっていくんだ。「君臨すれども統治せず。」とか言ったが、実際は統治する権力がなくなっていたんだ。権力は議会が握るようになるんだが、やはりその裏ではユダヤ人金融家がしっかり目を光らせているという構図が出来上がるんだ。
成程ね。やはりユダヤ人のパワーは凄いですね。ところで、親分、イギリスから最初にアメリカにわたったメイフラワー号に乗っていたのは、ピューリタンの人たちですよね。革命で政権を取ったくらいですから、何もイギリスから逃げ出さなくても良かったじゃないですか?
メイフラワー号の第一弾は1620年だよ。オリバー・クロムウェルがピューリタン革命を起こすのは1649年のことだから、それまではピューリタンたちは国王側から弾圧を受けていたんだよ。国王側の宗教はイギリス国教と言って、カトリック教の焼き直しみたいなものなんだ。
知っています。ヘンリー8世というカリスマ王がバチカンと絶交して勝手に作っちゃうんですよね。何でも妻との離婚を認めないなら、バチカンと離婚してやると言ったんですよね。分かりました。今日はイギリスのポンドが出来るルーツでしたね。ますます面白くなってきました。続きは次回にお願いします。
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親分、よろしくお願いいたします。ユダヤ人たちがヨーロッパで大変な迫害にあっていたということが解りました。勿論、宗教的理由もあるんでしょうね。
そうさ。イエス・キリストが磔になったのはユダというユダヤ人が裏切ったからなんだよ。ユダヤ人がイエスを殺したんだというのが定説になっていたんだ。イギリスでは国王がユダヤ人を国外に追放するなんてことがあったんだ。
いつ頃のことですか?
1290年だ。エドワード1世がその時、イギリスにいる1万6000人のユダヤ人全員を国外に追放したんだ。ユダヤ人たちはフランスやオランダに逃れて行ったんだ。その前も、100人のユダヤ人が処刑されたり、財産を没収されたりしたことはあったんだ。理不尽な話なんだが、イエスを殺した民族として差別されていたからどうしようもなかったんだろうな。
ユダヤ人に同情してしまいますね。
その後、オランダがスペインから独立し、商業が盛んになるんだ。とくに東洋からの香辛料が大変なブームになり、東インド会社なんかが設立されるんだな。株式会社なんかも出来て経済が活発になってくるんだ。多分、金のあるユダヤ人が大きく貢献していたんだと思うな。
そうでしょうね。銀行というのも最初に作ったのはユダヤ人ですか?
さあ、どうかな。銀行の起源は今から5000年前に古代バビロニア時代に宝物を預かったり、穀物や家畜を貸し付けたりするようなことが行われていたというから、もっと昔からあったんだろう。それでな、イギリスから永久追放されていたユダヤ人が又360年ぶりにイギリスに戻るということになるんだ。
それはどういうことですか。
オリバー・クロムウェル(1599〜1658)
17世紀になると、イギリスではピューリタン革命が起こるんだ。この革命を率いていたのがオリバー・クロムウェルなんだが、ユダヤ人の資金がどうしても必要になったんだ。オランダのユダヤ人宗教家マナセ・ベン・イスラエルと話をつけてユダヤ人の再入国を実現させたんだ。ここからユダヤ人金融家たちがイギリス経済の支配権を持ち始めることになったんだ。
イギリスのピューリタン革命と言えば、あの悲劇の女王メアリー・スチュアートの孫に当たるチャールズ1世がピューリタンを弾圧しようとして逆に処刑されてしまう事件ですよね。国王を処刑したのはいいが、クロムウェルが死んだ後、やはり国王が必要だとフランスで落ちぶれていた元の国王の息子を探し出して王につけるなんてことがあったんですよね。そんなことが行われている裏では経済の支配権がやり取りされていたんですね。そういえば、その後に経済大国の座がオランダからイギリスに移って行きますよね。再入国したユダヤ人のお陰なんですか?
正にそうなんだよ。これからイギリスでは産業革命が始まるだろう。ユダヤ人の金融家たちがいたから大成功するんだ。ユダヤ人のパワーはアメリカだけじゃなくて、既にヨーロッパでも力を発揮していたんだよ。どうだ、面白いだろう。
アメリカの正体というタイトルですが、ユダヤ人の歴史という感じですね。じゃあ、今日はこの辺にしましょうか。
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親分、よろしくお願いいたします。少し時間がかかってもいいですから、じっくり行きましょうよ。先ず、アメリカの支配者がどうやらユダヤ系の人たちだろうということは想像出来るんですが、それは何故なんでしょうか?
よし、そこから行こうじゃないか。先ずユダヤ民族というのが、どれ程凄い民族かというところからスタートしなければいけないな。今現在にユダヤ人がどの位いるか、知ってるか?
ユダヤ人の人口ですか。分かりません。100万人位ですか?いや、イスラエルという国がある位だからもっといますね。1000万人位でしょうか。
まあまあだな。約1500万人位だ。ざっと700万人位がイスラエルにいて、600万人位がアメリカにいる。後は世界に散らばっているって感じかな。いいか、世界の人口は70億人位だろう。その内の1500万人と言ったら、約0.2%しかならないよね。そのわずか0.2%のユダヤ人が、ノーベル賞受賞者の20%はユダヤ人なんだぞ。それだけでも、いかにユダヤ人が優秀かということを証明しているだろ。
確かにその話は聞いたことがあります。何かを研究する仕事というのはユダヤ人に向いているのですかね。
科学や物理を研究することに優れているだけじゃないんだ。どんな分野にも優れた才能を発揮しているんだ。とくに頭を使う仕事ではユダヤ人にかなう者はいないんだな。例えば、学者、弁護士、外交官、銀行家なんかユダヤ人が多いんだ。ウォール街でガバチョと稼いでるヘッジファンドなんかは大半がユダヤ人じゃないか。だからユダヤ人の財閥は多いんだ。
そう言えば、キッシンジャーなんかはちょっと違いますよね。頭脳明晰で行動力はあるし、度胸はあるし、世界を股にかけて活躍する外交官としては抜群の能力がありますよね。どうしてそんなにユダヤ人って凄いんでしょうね。
それは2000年の間、迫害に逢っていたことと関係があるんじゃないか。2000年前にローマ人によってエルサレムから追い出されて以来、どこへ行っても迫害されてきたんだ。
そういう歴史はどこにもあるんじゃないですか。昔から民族同士の戦争で負けた民族は国を追われてどこかに流れていったというのは、珍しい話じゃありませんよね。
そうだよ。国を追われた民族は他所に行って苦労しながら、そこの土地に同化してしまうんだ。ところがユダヤ人は迫害されても迫害されても同化しないんだな。つまり、ユダヤ人としての宗教とか習慣とか家族の団結を守り続けていくんだよ。そこが違うんだ。ユダヤ人は神から選ばれた民族だというプライドは絶対に捨てないんだな。だから反って、反感を持たれて余計に迫害に逢うということもあるんだ。
よくも亡びずに生き延びて来れましたね。民族のプライドって凄いもんですね。
その代わり、ユダヤ人は一生懸命に働いたんだ。人の嫌がることでも何でも一生懸命頑張ったのさ。そして無駄遣いをしないで、ひたすら貯金したんだ。だから大抵のユダヤ人は金持ちなんだよ。中世の時代にはユダヤ人は土地を持たせて貰えない。職業も役人とか軍人とかには着くことも出来なかったんだ。しかもだ、カトリック教では利子をつけて金を貸してはいけないことになっていたんだな。
八方塞がりという奴ですね。どうやって生き延びたんでしょうね。
まあ、それでもとくに戦争には莫大な金がかかるよな。王とか貴族たちはいざとなったらユダヤ人の金を当てにするんだ。十字軍の戦争の時なんかで、戦費を調達するために先ずユダヤ人の金持ちを襲ったりしたんだ。そうやって、ふんだくる場合もあったんだろうが、闇で利子を払ってユダヤ人から金を借りるというのが広まったんだよ。それでユダヤ人を中心に金貸し、金融というのが発達して行ったんだ。
そう言えば、シェークスピアの「ベニスの商人」でユダヤ人の金貸しシャイロックが出てきますよね。役どころとしては、血も涙もない守銭奴という感じでしたね。やはりユダヤ人は悪役だったんですね。でもそうやって、ユダヤ人はなりふり構わず生き抜くしかなかったんですね。ユダヤ人がいかに苦労して、迫害の中を生き抜いたかが解る気がしました。ところで、そのユダヤ人が表に出てきたのはいつ頃なんですか?
今日はこの辺して置こうか。次回にユダヤ人が表舞台に出てくる話をしようじゃないか。
解りました。楽しみにしています。
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親分、いよいよ今日からアメリカの正体ですね。何から行きましょうか?
そうだな、先ずアメリカの大統領がどれだけ権力があるかを考えて見ようじゃないか。分かり易い例で行こうか。ニクソン大統領と言えば、冷戦時代に米中の国交を開くことになり、泥沼化していたベトナム戦争を終結に導いた。そこから米ソの対立がアメリカ優位に成ってきたんだよな。そのニクソン外交をリードしたのは誰だか知ってるか?
それは解ります。ヘンリー・キッシンジャーですよね。大統領補佐官だったんですよね。隠密外交とか言われて、大統領以上の存在感を示した人ですよね。
キッシンジャー(1923〜)
そうだ。当然、ニクソンの大手柄で二期目の大統領選挙も間違いなしといわれていたんだが、ウォーターゲート事件であえなく弾劾されしまうんだよ。キッシンジャーは次のフォード政権でも国務長官として活躍しているんだ。このニクソンとキッシンジャーの関係を知ることがアメリカの支配者が誰なのかを探るヒントになると思うんだ。
成程、ニクソンよりキッシンジャーの方が支配者に近そうですね。
このキッシンジャーが仕えていたというか、親分だった人がD・ロックフェラーなんだよ。キッシンジャーはD・ロックフェラーに目を掛けられて、大統領補佐官になるんだ。キッシンジャーはハーバートの優等生だったんだが、ユダヤ財閥のオッペンハイマー家から援助を受けて、ロンドンのタヴィストック研究所という世論操作研究機関で特別な訓練を受けているんだ。このロックフェラー、オッペンハイマーたちのグループがアメリカの支配層だと考えて良いのじゃないか。勿論、キッシンジャーもユダヤ人なんだよ。
キッシンジャーの雇い主に当たるとなれば、雲の上の人ですね。
それとな、ニクソンがウォーターゲート事件で失脚したんだが、この事件は完全に仕組まれていたんだ。仕組んだのがこのユダヤ系グループなのさ。原因はニクソンがイギリスのロスチャイルド家の意向を無視する何かがあったらしいんだ。とにかくアメリカの中枢には国際的なユダヤ系グループが存在しているんだ。このグループにかかれば大統領の首なんていつでも飛ばされるんだ。
成程、あり得る話ですね。ところでそのユダヤ系のグループが出来たのはいつからなんですか?それと、どうしてそんな権力を持つようになったんですか?
その辺の詳しい話は次にしようじゃないか。
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親分、こんにちは。先日の親分の話だと今の日本は完全にアメリカのいいなりになっているということですよね。何と言っても、アメリカは世界一の経済大国であり、世界一の軍事大国でもあるんですから、日本がそのリーダーの陣営にいることは良いことじゃありませんか。
その通りだよ。しかしだな、世界のリーダーと言ったって永久に続くリーダーはないんだよ。必ずいつかは衰退する時も来るんだ。
それはそうでしょ。だからと言って、次のリーダーに今から近づけば良いというもんじゃないでしょう。次は中国かも知れませんよね。自民党の中には明らかにすり寄っている動きもありますけど、僕は反対です。日本とアメリカは同盟国なんですから、いいなりになるというのは反対ですけど、旗色ははっきりした方が良いのではないでしょうか。
解った、解った。ただな、同盟国としてアメリカを尊重しなければいけないということに異論はないんだが、その同盟国アメリカがどんな国かということはしっかり認識して置く必要はあるよな。
経済大国、軍事大国だけではなく、アメリカの本当の姿を知れということですか。そう言われると、漠然としたことしか知りませんね。自由主義とか民主主義とか白人、黒人、ヒスパニック、ユダヤ人、その他世界中からの移民の国という印象ですね。あと、民主党と共和党の二大政党があって、大統領選挙では毎回、盛り上がっている国ですね。それぐらいしか知りませんが、もっと大事なことがあるんでしょうか?
そうだ。大事なことがあるんだよ。そもそもアメリカを動かしているのは誰だってことだよ。お前は誰だと思う?
誰だと言ったって、誰か一人の物じゃないんですから、それは言えませんよ。独裁国ではないんですから。大統領と言ったって、全てを動かす権力はないんですから。それに三権分立の制度だってあるんですから、何とも言えません。
そうだな。じゃあ、例えば、お前が国を支配することになったとしたら、先ず何をする?
すごいことを言いますね。そうですね、先ず軍隊を支配したいですね。それから経済ですかね。裁判所も必要ですね。考えたこともないので分かりません。
俺も考えたこともないんだが、一国を支配するためには三つを支配しなければいけないと言われているんだ。一つが金融だ。一つが司法だ。もう一つがメディアなんだ。二人でアメリカがどんな人たちによって成り立っているかを考えて見ようじゃないか。幸いというか、アメリカは建国以来せいぜい200年ちょっとの国なんだから、何か解るかも知れないよ。
面白そうですね。アメリカという国が本当はどんな国で、どんな人たちが支配しているのかは、今後日本人にとっても知っておく必要がありますよね。
よし、そうしよう。俺もすこし勉強するよ。取り敢えず、次回にアメリカを支配するのはどんな人たちかについて、考えてみようじゃないか。
楽しみにしています。
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