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陸奥宗光1844〜1897。
朝鮮を独立させ、ロシアの南下政策を阻止しようとする日本と、朝鮮だけは属邦として置きたい清国。両国はついに1894年(明治27年)開戦。日清戦争である。
予想に反してあっけなく日本軍が勝利した。統制と訓練が行き届いた日本の陸海軍は目を見張るような活躍をしたのだ。
戦後の講和は下関で行われる。1、清国は朝鮮の独立を認め、属邦関係を解除する。1、遼東半島と台湾の割譲。1、賠償金の支払い。下関条約として決められた。
清国代表の李鴻章はショックの余りヤケクソになったのだろうか、こともあろうにロシアにこの条約に干渉するよう求めた。
南下政策を目論むロシアには渡りに船である。普段は喧嘩ばかりしているフランスとドイツに持ちかけて、早速日本にイチャモンを付けてきた。
「東洋の平和のために遼東半島は清国に返還せよ。」というものだ。何しろ相手は欧州列強3国である。断われば3国と戦争になるかも知れない。
3国はボランティアをするのではない。ロシアは南下政策を、フランスもドイツも見返りは清国の領土である。理不尽な要求であったが、日本にとっては今後さらに窮地に立つことを承知の上で、明治政府は要求に従った。これが「三国干渉」である。
その時に交渉に当たったのが、カミソリ外交官と言われた陸奥宗光である。陸奥の回顧録「蹇蹇(けんけん)録」によると「まるで今にも3国は砲撃を始めてくるような恐怖感に襲われた。」とある。
*** *** 上卦は水。
******** 困難、危険、悩みを表す。
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******** 下卦は山。
*** *** 動かないものを表す。
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「水山蹇」の卦。蹇(けん)は足なえ、行き悩みの意味である。危険を前にして動けないでいる象。八方塞がりで、にっちもさっちもいかない状態である。徒に突き進んではいけない。退くことも大切である。
陸奥は龍馬の海援隊出身である。終生、龍馬の大きさを崇拝していた。
明治政府の懸案であった不平等条約の治外法権問題はこの人が解決させた。
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