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李登輝氏1923〜
我が人生信条。(リーダーはかく大事をなせ。)
9月号の「致知」からは「インタビュー・李登輝氏が語る」を照会する。
台湾と日本は切っても切れない深い繋がりがある。東日本大震災のとき、真っ先に義捐金を送ってくれたのも台湾である。しかも168億円という大金だ。人口2300万人、物価が日本の3分の1という同国においてはけた外れの額である。
それは台湾の李登輝氏が総統であった1999年のとき、台湾大地震があり、日本から真っ先に救援隊を差し向けてくれ、多額の義捐金を貰ったお礼でもある。
李登輝氏は日本統治下の台湾で生まれ、京都帝国大学で学んだ。学徒出陣で日本陸軍に入隊した経験をもつ。日本の文学書は殆んど読破しており、日本人以上に日本を知っている。人生で最も影響を受けた書物は、倉田百三の「出家とその弟子」、ゲーテの「ファウスト」、カーライルの「衣装哲学」、新渡戸稲造の「武士道」だという。
終戦後、日本統治から中国から来た国民党占領に変わる。蒋介石政権は日本統治時代の面影を徹底的に破壊した。しかし、台湾にはいまも「日本精神」という言葉があるという。真面目、勤勉、正直、無私などを指す。
台湾人は不毛地帯であった台南地方にアジア最大の烏山頭(うさんとう)ダムをつくり、台湾最大の米作地帯にしてくれた八田興一など、台湾の近代化に尽力してくれた神様のような日本人を忘れてはいない。とくに4代目の総督府民生長官としてやってきた後藤新平は衛生環境の悪かった台湾のインフラ事業に取り組み、見違えるような国にしてくれたという。
「私は日本のよさは、おそらく日本人以上によく知っています。今回の大震災で日本の復興を危ぶむ声もありますが、私は日本は必ず再生するに決まっていると思っています。ただし、条件があります。それは国や国民を第一に思うよい指導者が現れるかどうかです。」
李登輝氏は最後に語った。「私は90年の人生を振り返って、やはり日本統治下で受けた教育があったからこそ肯定的な人生観を持つことができ、それが政治家としてのバックボーンにありました。」「きょうは遠いところ、わざわざ来てくださって、本当にありがとうございました。」
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