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ジェイコブ・シフ(1847〜1920)
日本とユダヤ系金融グループとの関係について考えてみたい。日露戦争の戦費を調達しようと高橋是清が英国に渡って苦労していた時、ユダヤ系金融グループのジェイコム・シフが多額の融資をしたことは知られている。その後、シフは明治天皇から勲一等旭日大綬章を貰っている。シフも回想録にはロシアのポグロムに苦しむユダヤ人を解放した日本に対しては「日本は神の杖である。」と感謝している。
日本人とユダヤ人は良い関係にあると思いたい。しかし、世界を一つにしようとするユダヤ系金融グループにとって、共産化の重要な目標はロシア、中国、ドイツ、日本だった。とくにドイツと日本は民族意識が高く団結すると強大な力を発揮するので徹底的に潰したかった。ドイツは皇帝を中心にゲルマン民族こそ世界一と誇っていたし、日本は極東の島国ながら天皇を中心によくまとまり勤勉で優秀な国民性がある。
日露戦争に勝った日本を仮想敵国としてオレンジプランを作ったのはユダヤ系金融グループの支持と考えられる。第一次世界大戦後のパリ平和会議後には日本つぶしが具体的に始まった。パリ平和会議でウィルソン大統領は国際連盟を提案し可決したが、アメリカの上院の反対で当のアメリカが参加できなくなった。そこでウィルソンは「ワシントン会議」を開き、日英同盟を解消し、中国に関する「九か国条約」を締結した。以後、アメリカは「九か国条約」を盾に日本に何かとイチャモンを付け始める。
日本人はアメリカを友好国と信じていた。多くの日本人がアメリカに留学しているし、日露戦争後の仲介もアメリカに頼んでいる。しかし、ユダヤ系金融グループが主導権を握ったアメリカは徐々に日本人排斥に動いた。1913年、日本人への「排日土地法」がカリフォルニア州で始まり、1924年には「絶対的排日移民法」が連邦法として成立した。完全にオレンジプランの実行を始めたのである。
アメリカへの移民が閉ざされた日本はその後満州を目指し、1931年には満州事変、満州国が誕生した。ユダヤ系金融グループはかねてより親日反共の国民党の蒋介石を変節させ共産党と組んで日本と戦わせたかった。1936年に決行したのが「西安事件」である。部下である張学良が党首の蒋介石を西安において監禁した。そこに説得に来たのが共産党の周恩来とユダヤ系金融グループであるサッスーン財閥の宋子文だった。
蒋介石の妻・宋美齢は宋子文の妹だから結婚する前から計画されていたのだろう。以後、蒋介石はサッスーン財閥の意のままになった。日本は和平交渉を試みる度に拒否される。廣田弘毅外相がアメリカに仲介を頼んでも応じて貰えない。そのはずである。日中戦争を泥沼化させ、中国を共産化し、日本を戦争に持ち込むことはユダヤ系金融グループの方針だったからである。
ユダヤ系金融グループが第一次世界大戦にアメリカを参戦させた時のウィルソン大統領に付けた側近はマンデル・ハウスだった。第二次世界大戦に参戦させたF・ルーズベルト大統領に付けた側近は始めはルイス・ハウであり、その死後はハリー・ホプキンスだった。側近たちはユダヤ系金融グループの忠実な代理人として大統領に働きかけた。F・ルーズベルトは生来の日本嫌いだったため、日本つぶしには最も適任だった。
1929年の大恐慌はアメリカを参戦させるためにユダヤ系金融グループが仕組んだものと考えられる。彼らにはアメリカも祖国ではなく、戦争で何百万人の犠牲が出ようとも自分たちの目的の前には何でもない。彼らは2000年もの間、迫害にあっていた民族である。日本を経済封鎖で締め上げ、ついに真珠湾攻撃という参戦のきっかけを手にした。後は二度と立ち上がれないように叩き、戦争責任を日本人に植え付けるだけだ。そういうプロパガンダはお手のものである。
〜〜さわやか易の見方〜〜
*** *** 上卦は水
******** 危険、問題、悩み
*** ***
******** 下卦は天
******** 陽、大、剛健
********
「水天需」の卦。需は待つ、待望、待機する。時が来るまでじっと待つ。じっと待った結果、良いことがあれば望ましいことである。じっと待てば待つほど窮地に追いやられる場合もある。しかし、待つべき時は、焦らず、英気を養って、ひたすら待たねばならない。時機を得れば、大きな成功が期待できる。
ユダヤ系金融グループが日本を標的にしたのは何故だろうか。彼らが目指す「一つの世界」に天皇制がそぐわないからである。しかし、日本人にとって、天皇は特別の存在である。共産主義者たちは天皇制打倒を叫んで運動したが日本人には広まらなかった。どんなに困窮しても日本人は守るべきものは守るのである。
ユダヤ系金融グループが世界を支配するパワーは「マネー」である。しかし、彼らが世界の富を全て手に入れようとも日本人の精神は動かすことは出来ない。一度戦争に敗れはしたが、日本精神は敗れてはいない。富士山が動じないように、日本精神は動じない。未来に世界が一つになるとしたら「マネー」より精神が貴ばれる時である。「和を以て貴しとなす。」の日本文化が世界に認められる時である。
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20世紀からの世界史
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戦後体制はヤルタからマルタまでと言われている。そのヤルタ会談はソ連のスターリンが主導権をとって、戦後体制を東西均等になるように決められたというのが定説である。(北方領土もこの会談でソ連のものになった。) しかし、どう考えてもおかしい、と言うより、怪しい。というのは、ソ連はロシア革命以来25年くらいしか経っていない新興国だし、戦勝国とはいえ経済は困窮、国土は荒廃している。主導権をとったのは変だ。
強敵のドイツを降伏寸前に追い込み、日本と死闘を演じて弱体化させたのはアメリカである。殆んど無傷で、経済的にも余りあるアメリカがソ連の前に遠慮して東西均等にする必要はないのではないか。どうしてもこの会談を裏から糸を引く強力な存在があったとしか考えられない。その存在がユダヤ系金融グループであることは充分想像される。
D・アチソン(1893〜1971) 第二次世界大戦後に起こった朝鮮戦争は謎だらけと言える。先ず戦争が始まるきっかけをアメリカが作っている。アメリカ軍は韓国から引き揚げ、国務長官のアチソンが「今後はアメリカは朝鮮半島に介入しない」との演説をして、北朝鮮に戦争を促している。次に、アメリカは国連軍の名の下に参戦しているのに拒否権を持つ常任理事国ソ連がその理事会を欠席している。
戦争が始まると、マッカーサーは大挙して鴨緑江を渡る中共軍を阻止しようと、橋梁の爆破をしようとしたが、アメリカ政府が許可を出さなかった。また米軍の作戦が中共軍に筒抜けになっていることが解った。マッカーサーは「戦争が軍司令部ではなく、国際的な高レベルで決断されている。」と回顧録に述べている。クラーク米将軍も「私には勝利するために必要な権限も武器も兵員も与えられなかった」と告白している。
マッカーサー(1880〜1964)
そもそも戦争は莫大な軍事費がかかる経済戦争でもある。当時、世界一の最新軍備をもつ経済大国アメリカに独立間もない中京軍が歯が立つはずはない。それなのに、1950年から53年まで3年間も一進一退しているのはおかしい。そして、マッカーサーが突然解任されたのもおかしい。マッカーサーと言えばGHQ最高司令官として対日政策に成功し、次期大統領の声もあり本人も自負していた人材です。
東京裁判で7人の戦犯を処刑し、日本は軍国主義だったと思いこませたGHQ最高司令官マッカーサーは余程悔しかったのか、解任後の米議会上院軍事外交委員会にて要人として言ってはならないことを発言している。それは「日本が戦争に突入したのは、侵略ではなく大部分が安全保障上の必要によるものだった。」 アメリカの要人が決して口にしてはいけないこと、それは国家の上にある存在があることを物語っている。
![]() 戦火を逃れる住民
1960年代に行われたベトナム戦争は拡大する共産主義を食い止めるために行われたことになっている。アメリカ軍は第二次世界大戦で使用した爆弾の2、7倍を雨あられと使用し、朝鮮戦争の約2倍の巨費1180億ドルを投じたという。結果的にはアメリカはすっかり国力を消耗してしまった。圧倒的な富と力を誇るアメリカが何故、貧乏な東側陣営に翻弄されてしまったのか。ベトナム軍を支援するソ連軍には手を出せないことになっていたためである。ここには米ソの上に存在するユダヤ系金融グループの陰謀が想像される。
東西冷戦はアメリカとソ連の主導権を握るユダヤ系金融グループが分割統治していたと考えられる。分割統治とは帝国主義時代に宗主国が植民地をわざと分割させ対立させたものだが、ユダヤ系金融グループにとって、アメリカ一国が巨大になるのは望ましくない。弱体化させて均衡をとる必要があり、紛争は長く続けば続くほど軍事費がかかり、グループの金融業も軍需産業も儲かる。東西冷戦はユダヤ系金融グループにとって最も効率的な分割統治だったのである。
〜〜さわやか易の見方〜〜
******** 上卦は風
******** 知恵、情報
*** ***
******** 下卦は天
******** 陽、大、剛
********
「風天小畜」の卦。小畜とは知恵ある者が剛なる者を制すること。剛にして大なるものとは、例えば軍隊が考えられる。軍隊を制するには法と経済を兼ね備えた権威だろうか。そこには確固たる見識と信念が必要だ。卑近な例ではワンマン亭主をうまく処理している賢い妻も「風天小畜」とも言える。柔よく剛を制すである。
「日本は軍国主義の侵略国家である。」そう世界に情報発信したのはアメリカ政府である。マッカーサーは日本に「東京裁判史観」を植え付けた張本人である。そのマッカーサーが日本の正当性を発言したのはアメリカにとっては取り返しの効かない出来事だった。にもかかわらず、日本政府はその発言を活かせなかった。その時の日本は既に経済一本やりで東京裁判史観でいいじゃないかという空気になっていたのだろう。
私たちは知らず知らずのうちにメディアの影響を受けている。しかし、そのメディアが時の権力、何者かの支配下にあることには殆んど気にしない。そのメディアは風をつくる。国民はその風に従ってしまう。風に逆らう者は変わり者扱いされる。しかし、私たちはその風がどこから来る風かを確かめる必要がある。 |
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レーニン(1870〜1924)
ロシア革命がロマノフ王朝の圧政に苦しむロシアの労働者たちによって起こされたものではないことは常識である。革命の結果、誰が民衆を支配し、利益を得ていたかを見れば一目瞭然のことだ。ロシア民衆から土地を奪い財産を搾取したのはユダヤ系共産党員たちだった。革命を指導したレーニンたちボリシェビキが権力を掌握したが、ロシア民衆の支持を受けた訳でも何でもないのだ。
革命政権の8割がユダヤ人だった。レーニンは4分の1がユダヤ人、トロッキーはユダヤ人である。革命には莫大な資金が必要だ。彼らはロマノフ王朝から取り上げた金銀財宝を革命に資金提供したユダヤ系金融グループに返済している。ロシア人たちは反革命の烙印を押され何百万人が銃殺され、シベリアの収容所に送られた。収容所では過酷な強制労働が待っていた。長年のポグロムへの報復は容赦なかった。
ウィルソン大統領(1856〜1924)
ユダヤ系金融グループの目指すものはロシア革命だけではない。世界を一つにする世界革命である。それにはイギリスに代わって世界の頂点に立とうとしているアメリカを掌握することであった。一国の支配権を手中にするにはその国の通貨を発行する中央銀行を支配することが必須なのだ。
ロスチャイルド家を筆頭とするユダヤ系金融グループは自分らの資本による銀行をアメリカの中央銀行として認めさせる計画を進めた。それには大統領の署名が必要だ。ユダヤ系金融グループが白羽の矢を立てたのがニュージャージー知事だったウッドロー・ウィルソンだった。大統領になるためには莫大な資金とメディアによる支援が必要なので、当時からユダヤ系金融グループの推薦がなければ大統領にはなれなかった。
マンデル・ハウス(1858〜1938)
ニクソン大統領の補佐官だったヘンリー・キッシンジャーがそうだったようにアメリカ大統領には大統領の分身とも言うべき側近が必ずいる。ウィルソン大統領の側近だったのがマンデル・ハウスであり、ロスチャイルド家出身だった。ウィルソン大統領と言えば、第一次世界大戦後、ベルサイユ条約を取りまとめたことによりノーベル平和賞を受賞しているが、実際はマンデル・ハウスを介してユダヤ系金融グループの操り人形のように働いた大統領である。
ロシア革命に先立つ1913年12月、アメリカの中央銀行として「連邦準備制度理事会」(略称FRB)を認める連邦準備制度法にウィルソン大統領は署名した。ここにアメリカは完全にユダヤ系金融グループの軍門に降った。同時に成立した「連邦所得税法」によってユダヤ系金融グループはどんな場合でも、仮に莫大な戦争資金を融資しても国民の税金で間違いなく返済して貰えるようになった。
ディヴィット・ロックフェラー(1915〜2017)
もう一つ重要な機関がユダヤ系金融グループによって1921年に成立された。外交問題評議会(略称CFR)である。CFRはイギリスの王立国際問題研究所(RIIA)の姉妹機関である。民間のシンクタンクではあるが、世界で起こる重要な外交問題は全てここから発せられる。マンデル・ハウスも、日露戦争時に日本に融資したジェイコム・シフも、ポール・ウォーバーグなどユダヤ系金融グループたちは創設メンバーである。
最近まで会長を務めたディヴィット・ロックフェラーは回顧録の中で「CFRはホワイトハウスとの単なるパイプラインではなく、委員の質、厳正な議論、無所属な精神で成り立っている。」と述べている。しかし冷戦時代にCFRは共産圏の急拡大を推進しており、中国の国共内戦でも中国共産党を明らかに支持している。CFRメンバーの回顧録によって、東西冷戦は核技術を含めて意図的にバランスを取っていた事実が明らかになっている。
〜〜さわやか易の見方〜〜
******** 上卦は火
*** *** 文化、文明、理知
********
*** *** 下卦は水
******** 困難、陥る、悩み
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「水火未済」の卦。未済(びせい)は未完成、完成されようとしたものが流される。陰と陽の爻が交互にバランス良く並んでいるようだが、その位置が反対なのだ。完成された形「既済の卦」の次にくる卦で完成されたものが崩壊することを表す。現実の人生も社会も完成を目指すが何かと障害物が現れ完成されない。しかし人間はまた挑戦し、また失敗する。また工夫し努力する。人生はその繰り返しではないか。
「東西冷戦は八百長である。」と喝破したのは、元ウクライナ兼モルドバ大使の馬淵睦夫氏である。馬淵氏は1970年代後半外交官としてモスクワに勤務したが、用意された住まいにはカーテンもなく鍵もなかったという。大国と思われていたソ連は虚構だったことを知らされた。退官後にチャーチルやマッカーサーの回顧録を丹念に調べ、東西冷戦は作られたものであることに気づいたという。今回のシリーズは主に馬淵氏の著書「国難の正体」と「世界を操る支配者の正体」を参考にした。
解った気になって私たちは毎日を暮している。しかし私たちは本当の歴史を知らずに生きていた。私たちがもっと素直になって、素朴な疑問を持ちながら真実を求めれば本当の歴史が解ってくる。本当のことは周りが教えてくれるものではなく、自分で知ろうとしなければ解らないことが解った。現代は歴史の続きである。本当の歴史が解らなければ、現代も解らない。
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ジョン・ロックフェラー(1839〜1937) ヨーロッパ各国で迫害に合っていたユダヤ人たちにとって、18世紀末のアメリカ建国は水を得た魚だった。新天地アメリカは移民たちが一から国を作るのだから、移民というレッテルもなければ、ユダヤ人として迫害されることもない。実力次第で金も稼げ、何にでもなれる。正にアメリカこそユダヤ人にとって、神からの贈り物だった。
人一倍働き、ひたすら貯金するユダヤ人たちはたちまち頭角を現すことになる。ニューヨークの行商人の子として生まれたロックフェラーは時代の要請を捉えて石油精製業を始めた。石油から林業、鉄鉱、鉄道、流通にも手を伸ばし「石油王」と呼ばれ世界最大の大企業を築いた。莫大な財産を慈善事業、各地に大学を建設、ロックフェラー財団は現在も健在である。
J・Pモルガン(1837〜1913)
J・Pモルガンは銀行家の家庭に生まれ、父から銀行を引き継ぐと積極経営により19世紀末には世界最大の金融業者になる。モルガンは金融から一歩踏み出し、主に鉄道の開発、吸収、再編により莫大な利益を得た。その手法はモルガニゼーションと呼ばれた。モルガンはカーネギー・スチールを吸収し、USスチールを設立、海運、電力、通信事業にも進出した。巨大な芸術品コレクションをニューヨークのメトロポリタン美術館とコネチカット州の美術館に寄贈した。
1895年のアメリカの鉄道バブルが崩壊し、合衆国財務省が保有する金がヨーロッパに流失したことがあった。銀行の取り付け騒ぎが起る恐慌に陥った。時の大統領・クリーブランドはモルガンに救済を申し出てきたので、モルガンは銀行団を組織し、財務省の発行する1億ドルの債権を全部引き受けた。そして資本の引き上げに走ったヨーロッパの信用を回復し合衆国を救ったことがある。
アメリカ政府よりモルガンが大きいとする戯画
ユダヤ系金融グループはイギリスのシティとアメリカのウォール街を牛耳ってしまう。ユダヤ財閥はそれぞれ親族関係にもあり、世界の政財界に隠然たる影響力を持った。国を動かすほどの財力を有するユダヤ系財閥たちがやがて世界支配に向けて動き出すのは自然の流れでもある。世界を一つの価値観で支配することこそ人類の進むべき方向と信じ、神から選ばれた選民としての使命と感じたのだろう。
ロシアとの因縁はナポレオン戦争後のウィーン会議にある。ロシアのアレクサンドル1世がユダヤ教を排して「神聖同盟」を結成したことに遡る。経済的に莫大な支援をしてきたロスチャイルド家を蚊帳の外にしたのだ。以後、ロシアが南下政策で度々オスマン帝国と戦争したが、ヨーロッパ各国はロシア阻止に回った。ロスチャイルド家が裏で糸を引いていたためと言われる。ロシア国内の知識人にマルクス思想を広める「ナロードニキ運動」が始まったのもそのためだった。
ジェイコブ・シフ(1847〜1920)
ロシアは南下政策を地中海から、中央アジア、そして朝鮮半島へと計画を変えた。そこには日英同盟を結んだ日本との衝突が待っていた。1904年、日露戦争が勃発する。戦費に困った日本政府は日銀副総裁だった高橋是清を戦費調達のために渡英させる。高橋は目標4億ドルに対して、半分しか集まらず、困り果てていた。そこにユダヤ系金融グループのジェイコブ・シフが残りの2億ドルを融資すると申し出てきた。
日英同盟を結んでいるイギリスさえ躊躇する融資をシフが引き受けたのはポグロムに苦しむユダヤの同胞をロシアから救うためである。日露戦争後に起こるロシア革命ではシフはレーニンたちのボリシェビキ軍に多額の融資をした。1917年、帝政ロシアが崩壊し、ソヴィエト連邦が建国されたロシア革命は100年前からのロスチャイルド家の怨念とポグロムを繰り返してきたロシア人への報復であり、ユダヤ民族による世界統一への第一歩だったのである。
ーーさわやか易の見方ーー
******** 上卦は山
*** *** 止まる、蓄える、守る
*** ***
******** 下卦は天
******** 陽、豪、大
********
「山天大畜」の卦。大畜は大いに蓄える。資金、人材、知識、人徳を有り余るほど蓄えるのである。偉大なる王者が偉大なる国を建国するには壮大なエネルギーが必要である。先ず王者自身に偉大なる気力充実、何物をも恐れぬ勇気、溢れる見識、国民を包み込む人徳がなければならない。天の時、地の利を得て、大事業ははじめて成し遂げることが出来る。
2000年間、国家を持たず行くところで迫害に遭っていたユダヤ民族が始めて花開く時を得た。それが新天地アメリカである。建国したのはWASP(ホワイト・アングロサクソン・プロテスタント)の勢力だったが、アメリカの指導層は100年前からは完全にユダヤ人の勢力に代わっていた。勤勉で頭が良く、忍耐強いのだから、頭角を現すのも当然だろう。
ユダヤ民族が優れた偉大な民族であることは理解できるが、彼らは余りにも長い間過酷な歴史に耐えてきた。苦労は人間を大きくはするが、一方で人間を卑屈にする。彼らが考えた共産主義は神も仏も存在しない唯物主義である。神を絶対とするユダヤ教の教えとは違うではないか。世界を共産主義で統一して自分たちだけはその上に立って神に仕えようとするつもりだろうか。そんなことを神が許すはずはない。やはり「和を以て貴しとなす」が正しい。
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