さわやか易

いらっしゃいませ。名画を鑑賞するとき、その背景である歴史を考えてみたい。(猶興)

さわやか易・動物編

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動物たちにも様々なドラマがあります。

時には人間たちが襟を正して見習わなければなりません。

また、動物の口を借りて人間模様を語ることにも挑戦してみます。
(猶興)
 
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カラスにも文化。

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♪〜からす なぜなくの からすは山に かわいい七つの 子があるからよ♪

色は真っ黒で路上のゴミを散らかすとして余り人気はないのだが、
カラスは知恵比べではチンパンジーにも引けを取らないという。

動物学者の観察報告によると、
例えば、クルミを食べる時に、道路に置いて車に轢かせて割るそうだ。
しかも、なかなか轢いてくれないと、位置を変えたりするとか、赤信号で
止まっている車のタイヤの前に置いたりもするらしい。

遊び心もある。高い所から物を落し地面に落ちる前にキャッチをする。
電線に逆さまにつかまり、パッと足を離し、落ちるかと思うとサッと翼を広げたりする。

ボールを壁にぶつけ転がして追いかける。公園の滑り台で翼でバランスを取り滑ったりする。
雪の積もった斜面で滑ったこともあるらしい。スキーである。

いたずらもする。以前にJR横須賀線の線路に何者かが石を置く事件があり、
徹夜の張り込みで捜査したところ犯人はカラスだったこともあった。

殆んどの動物は食料獲得のために生活しているが、カラスは食料獲得にはそれほど
時間を割かなくても暮していけるところから、遊びの行動が発達したそうだ。

遊びは文化の始まりである。ある文化のもとに人が集まる象は「天火同人」の卦。「同人誌」はここから来ている。人との出会いがある。こんなブログに集まるのも「天火同人」と言えるのではないか。良い人が集まることが作者の願いである。

文明や文化は人間だけのものではないようだ。

その内、野球やサッカーもカラスが始めるかも知れない。
いや、もっと面白いことを既にやっているかも知れない。

カラスの話についてはHP「こだわりアカデミー」を参考にした。

プロの詐欺師。

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「♪〜静かな湖畔の森の影から  もう起きちゃいかがと  カッコウが啼く  カッコウ  カッコウ  カッコウ  カッコウ  カッコウ」。

このカッコウは託卵する鳥であることをご存知ですか。

託卵とは自分ではいっさい子育てをせず、他の鳥の巣に産卵し
抱卵から育雛まで全てを任せて仕舞うことです。

スキを見て産卵中の宿主の巣から一個を抜き取った後、自分の卵を一個産む。
その卵は宿主の卵より早く孵化し他の卵を全て巣の外に放り出す。
巣を独占した雛は宿主の世話を一身に集めて育てられ、サヨナラするのだ。

託卵される鳥もいつまでも、お人よしをやってはいられない。
防衛手段としては、出来るだけ空き巣にしない、カッコウを見つけたら威嚇する、
そして、卵の識別能力を身に付けるなどがある。

江戸時代までは、ホオジロが被害者であったそうだが、ホオジロは対抗手段として、
高い卵識別能力を身に付けカッコウの卵を識別し外に放り出すようになった。

カッコウは次にオオヨシキリそしてモズと相手を乗り替え、30年ほど前からはオナガが
ターゲットだそうだ。最近、オナガも識別能力を身に付け始めているらしい。

それに対抗し卵の大きさや模様まで相手の卵に似せるなど、見破られない努力をし、
託卵という知恵と技術に磨きをかけ種族保存の進化競争は激しさを増している。

雛鳥のカッコウは生まれた時から本当の親を知らない。生まれながらに自立をするのである。「天沢履の卦」これは広い社会に新しく踏み出そうとする新成人の心境である。「虎の尾を踏むような危険もあるが勇気をもって進んでいけば出来ないことは無い。」

まるでプロの詐欺師である。それにしてもカッコウの祖先は何故託卵を始めたのだろうか。
楽をしようとしてやってみたらうまくいったので病みつきになって仕舞ったのでしょうか。

カッコウのような人間も確かにいますが、人を騙すのは犯罪で捕まれば刑務所です。
犯罪に使う能力をもっと真面目な方に使ったらきっと良い仕事が出来ると思うのですが。

(この話と写真はHP「こだわりアカデミー」を参考にさせて頂きました。)

農業をするアリ。

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キノコを栽培し家畜を飼育する蟻、ハキリアリをご存知ですか。

中南米の亜熱帯の森林に生息し広葉樹の葉からキノコを栽培して食料にするという。

木の上から葉を切り取り巣に運ぶ。葉をパラシュートのようにして降りる蟻もいるという。
葉を運ぶ様子はパラソルの様なのでパラソルアントとも呼ばれ、
100万匹をこえる行列は数百mにもなる。

巣に着くと強靭な顎で葉をパルプ状に細かく噛み切りキノコ畑の苗床に。
アリタケ菌を発酵させるのだが、巣の中は高温多湿でキノコの栽培にはピッタリ。

しかもキノコを病原体から守るため、特殊な細菌をキノコ畑で分泌して培養し、
病原菌を抑える抗生物質を作っているという。

さらに、この蟻はアブラムシがお尻から分泌する甘い汁が大好物なので、
アブラムシの卵を巣の中に運びある時期まで育て、その後植物まで戻して汁を貰うという。

キリギリスと対比して昔から働き者の象徴であるアリ。勤勉に家族を養っている象としては「山雷頤(い)」食生活をしっかり確保することである。「頤は貞なれば吉」正しい方法であるなら吉である。

もうすぐ春。地上には様々な生き物があふれる。アリ達も動き出す。

こんな小動物にも生きるための知恵にはビックリですね。

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1971年、カルフォルニアのある動物園であった嘘の様な本当の話。

11頭の若い雌ばかりのライオンの群れに、飼育係りが繁殖のため、
若い雄ライオンを連れて来たが、雌達は気に入らない。

次から次と別の若い雄を連れて来たが、皆、翌朝傷だらけになっている。

飼育係りは困ってしまい、半分ヤケクソで、17歳になる老ライオンを入れてみた。
「フレーザー」という名で、3歩も歩けば息切れするほどの老いぼれである。

ところが、この老いぼれライオンが雌達に歓迎されたのだ。

食事の時は肉を雌が噛んで軟らかくし、毛並みはいつも雌達が舐めてきれいにし、
歩くときは左右から寄り添い支えてくれたのだ。

嫉妬に燃えた若い雄達からも護ってもくれたそうだ。

「フレーザー」は余生を無駄にしない様、男の勤めを果たし1年半に渡り、
雌達を次々と妊娠させ、死ぬまでに35頭の子供の父となったという。

易学的には「水地比」を当てはめよう。比とは人が二人並んだ形であり、親しみ助け合うことである。寛容の気持ちを持つ指導者のまわりに人々が慕い寄る様子を表している。

こうなると動物の世界も人間の世界も一緒ですね。

きっと、この「フレーザー」(写真)は唯の老いぼれではなく、

達人の様な不思議な境地に達していたのでしょう。
(この話はホームページ「巨大動物図鑑」より抜粋致しました。)

熊親分の隠退。

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ここは、知床の森。

ボスとして長年この森に君臨した熊の親分、クマ太郎は
集まった若い熊たちに向かって語った。

「ワシも若い頃はいろいろやりたいことが沢山あったよ、
母親の後ろについて歩き回ったガキの頃からこの知床の森がなにより好きだった。
美しい山と川、海が見える丘。この森こそ先祖から受け継いだワシたちの宝ものだ。

ボスに成ってからは、この森を侵略してくる人間どもが許せなくて、度々攻撃してやった。
ワシは「暴れ熊」と恐れられ、お尋ね者にされて猟銃で追われたりもした。
幸い、弾には当たらなかったが大雪山まで逃げたこともある。

ボスとして10年間この森を守って来たのだ。
でも、もうワシは老いた。ボスを引退して静かに暮らすよ。
これからはお前たちの番だ。ワシは黙って見守るだけだ。」

それだけ言うと、静かに森の奥に入って行った。

自然界の中では、世代の交代は実に見事に行われている。

ところが、人間社会ではいつまでも、退くことをしない政治家、経営者、学者、が何処にでもいる。
彼らは何時までも地位にしがみつき、実権を握り締め、次世代に譲ることをしない。
時に困った存在となっている。老害と言われることもある。
易学的に見ると、古来より常に君子を戒める言葉として、「乾為天の卦」の上九に
「亢竜(こうりゅう)悔いあり。」がある。

亢竜とは高く昇りすぎた竜である。
進むことのみを知り、退くことを知らず、剛を知りて、柔を知らず、
高く昇り過ぎれば悔いることあるべきである。
人間も時に動物たちに学ばなくてはいけない。

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