|
2〜3年前になるか、BSかCSでやっていたのを懐かしく観た。 1971年公開の作品だから、当時私は中学生、なぜか印象に残ってる作品だった。 曽野綾子の原作で森谷司郎が監督を務めている。 ストーリーは官僚の息子で学生の西村純一(岡田裕介)と町工場に勤める貧乏人の尾根勝(高橋長英)が落ち葉の神宮外苑で出会い、停めてあったスポーツカーを盗んで牧場をやってる純一の伯父を訪ねていくというものだが、2人の境遇や思い出、道中でのエピソードなどが絡められている。 30数年ぶりに観てみると改めて気づく事がある。 1つには主題歌・挿入歌に小椋桂のファースト・アルバムの曲が使われていたこと。 当時は歌にはあまり興味が無く、聞き流していた。 後年、「シクラメンのかほり」や「めまい」がヒットしたときも「初めての旅」とシンクロすることはなかったように思う。 もう1つはラストシーンにおける勘違いである。 *以下ネタばれアリ。 (*写真はネットから拾ってきたポスター) 結局2人は窃盗で捕まってしまうのだが、純一が官僚の息子であると知った刑事は純一を「西村さん」と呼び、勝と引き離そうとする。
それに対し純一は「西村と呼び捨てにしろ!僕たちは同じ事をしたんだ!」と抵抗をする。 結局一人部屋に残された勝は純一の言葉を聞いて微笑を浮かべる。 私はこの最後のシーンは「奴はオレを裏切らなかった…」というセリフがあったと思い込んでいた。 考えてみるに、多分その時買ったパンフレットに書かれていたので、記憶が入り混じってしまったのだろう。 多感な時期に観た映画を中年になって改めて観ると、色んな思いが錯綜する。
|

- >
- エンターテインメント
- >
- 映画
- >
- その他映画


