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僕たちの旅は、ユニークなキャラを見つける旅でもある。
早速現れた。
いつの間にか乗っていた、20台前半くらいの男。立っているのだが、様子がおかしい。体をグニャングニャン動かしている。よく見ると睡魔と闘っているようだ。ひざカックンでもやられたかのようにしたり、マリオネットのようにつり革に支えられているようにしたり。見かねたおばさんが席を譲ったが断わった。でも、見るに耐えませんぜ!!席を譲ったおばさんが下車した後もカックンカックンと立ったまま眠っている。高尾駅をすぎると、車内も数人しか乗っていなかった。相模湖や山の景色を楽しみたかったが雨は降ってくるし、あの男が気になるし、落ち着かない。近くに座っていたギャル(←古?!)2人も男を見てひそひそ話している。僕が男を見てプッと笑うとギャルもつられて笑う。「我慢してるんだから笑わないでくださいよ」と言ってきた。でも気になるものは仕方がない。じっくり見るしかない。ギャルが通りかかった車掌さんに、あの人眠そうなので・・・と」声をかけた。へぇ〜、えらいねギャル。それをきいた車掌さんは男に声をかけ、席を勧めるが断わった。まあ、楽しいもの見せてくれるんだからいいじゃないか。
しばらくしてギャルは降りた。楽しみを共有する人がいなくなって寂しかったが、またしばらくして男も雨の降るホームに下りていった。今までクテンクテンしていたのに雨に濡れまいともうダッシュ。面白い光景だった。なんて人間ウォッチングをしていると大月に到着だ。
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