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歌舞伎俳優の健康は大丈夫か?
一昨年に中村勘三郎が、昨年は市川團十郎が他界。坂東三津五郎は膵臓癌を、片岡仁左衛門は肩を手術して、両優とも術後の経過は順調と聞くものの、まだ歌舞伎の舞台には復帰していません。
そんな中、明るい話題として受けとめられていたのが女形・中村福助の七代目中村歌右衛門襲名(3〜4月東京歌舞伎座、7月大阪松竹座)だったのですが、その福助も脳内出血による筋力低下で休演。襲名も延期となってしまい、前途が危ぶまれています。
新・猿之助の父、市川段四郎も休演中で、その兄の猿翁は脳梗塞のリハビリが続く痛々しい姿で、実子の市川中車(香川照之)と時折舞台に立っています。
梨園の主力俳優が次々と倒れる中、落語界でも、東京の古今亭志ん朝、大阪の桂吉朝・笑福亭松喬と逝去が続き、林家染丸も三度目の脳梗塞を患っています。いずれも50〜60代の働き盛り。昨年末には桂春駒が肝不全でなくなりました(享年62歳)。
現代劇の世界でも―東日本大震災直後から福島県相馬市の医療現場で奮闘した医師たちを描いた『HIKOBAE』は、ニューヨークでも上演されるなど話題となった芝居でしたが、その企画・演出を手がけ、公演に訪れた仙台市の会場楽屋で休憩中に倒れた塩谷俊(俳優、映画監督)が、その日のうちに急性大動脈解離で死去。56歳でした。
スタジオ・ジブリの宮崎駿監督は引退会見の折、「去年から今年にかけて、一緒に仕事をした40、50代の友人が何人か死にました」と語っています(昨年7月20日朝日新聞)。アニメの制作現場が過酷なこととは知られていますが、40代・50代・60代前半くらいの働き盛りで亡くなる男性が増えているのは事実のようです。
朝日放送のプロデューサーとして桂米朝のトーク番組などを手がけた市川寿憲(市川雷蔵の養父だった関西歌舞伎の名優、市川寿海に因んで付けられた名)も、昨年、54歳で亡くなりました。やしきたかじんの訃報も記憶に新しいところです。
日進月歩で医療は進歩しているというのに、日本人の平均寿命が縮み始めている…ということはないのでしょうか?
一方、70代の老人の体力は、ここ12年で5歳ほど若返っていることが文部科学省の調査で判りました。戦前・戦中・終戦直後の貧しかった時代を生き抜いてきた今の80代90代の老人たちは、もともと強靭な生命力を持ちあわせていたのでしょう。欧米人を呆れさせた昔の貧相な日常食も実質はヘルシーな食物でしたし、今のように何事も便利すぎる世の中ではなかったので、こまごまと手足をマメに動かさなくてはならない日常の必然が(例えばリモコンのようなものはなかったのでいちいちテレビのところまで行かなければなりませんでした)したたかに体力を蓄積させ、今の元気な老人たちを量産したと考えられます。そうした恵まれた素地のうえに、戦後の復興期に入ってから日本人の生活の質(栄養・医療・衛生…)が目に見えて改良されていった結果が、現在の世界に冠たる平均寿命となっているわけです。
そんな老人たちのように、丈夫な体が出来上がってから添加物の入った食品を摂ってもさほど問題はないでしょうが、高度成長期以降に育った子供たちは、体が出来あがってくる大切な時期に農薬漬けの野菜や工場で量産された人工食品を絶え間なく摂り続けて育ってしまったのです。
【そして、また、衛生が飛躍的に向上した環境の下に育ったせいで、不潔なものに対する免疫が備わっていないぶん脆弱でもあるはずです。実際、水洗トイレしか知らずに育った世代からアトピー性皮膚炎と花粉症が急増していると言われます。昔の汲み取り式トイレというのは何とも不潔不快でしたが(子供時代、足を踏み外し中へ落ちる経験をしたという人もいたものです)、あんな気色悪い空間と同居して幼少期をすごしたせいで免疫力のついた人間が、長じてから文明の恵みにより清潔な生活に入っていくというのがベストの行程でしょう。逆に、過度に清潔な環境からスタートした場合、どうしても抵抗力の弱い体に育ってしまうのは無理ありません】
子供のころ馴染んだ味覚には体が郷愁を覚えるのか、私も時には即席ラーメンが食べたくなります(食べた後は当分食べたくありませんが…)。それでも私が少年期をすごした昭和30年代は、まだまだ家庭料理も自然食品が主体でした。そう考えると、コンビニ・ファミレス育ちの若い世代の体はいつまで保つのかと不安にもなってきます。
今後、経済的に余裕のある世帯は、自己防衛上、自家菜園を手がけるケースがふえてくると予想されますが、時間的にも空間的にも余裕のない家庭は、ファミレスやコンビニで売られている食品のように採取時から時間の隔たった無機的な食物を摂ることが常態化していくことになります。神戸在住のインド人には肉食を禁じられたジャイナ教徒が多く、彼ら彼女らは穀物野菜を主食としますが、採取時から出来るだけ速やかに食べるというのが、エネルギーを保持するうえで大事なようです。
歌舞伎から話が逸れてしまいましたが、要するに私が言いたいのは、歌舞伎界でも俳優たちの早死にが続くのではなかろうか…そうなると役者の絶対数が足らなくなるのではないかということなのです。
現に、大阪松竹座4月のスーパー歌舞伎には佐々木蔵之介が出演しますし、秋に同座で予定されている片岡愛之助の奮闘講演には、なんとジャニーズの今井翼が出るとか…
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2014/3/3(月) 午前 5:24 [ ijuko@i.softbank.jp ]