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西宮の歌舞伎絵師
兵庫県西宮市の市民文化賞に、昨年度は、穂束とよ國さんが選ばれていました。
西宮市内にアトリエを持つ穂束さんは、日本を代表する歌舞伎絵師として知られています。(父上の穂束信勝氏もやはり歌舞伎絵の第一人者でした)
歌舞伎絵師とは、歌舞伎公演に先立って、上演される芝居の絵を劇場前に掲げて宣伝するための絵を描く人のことです。穂束さんは東京風ではなく上方風の絵師で、大阪松竹座や京都南座、豊岡の出石永楽館、四国こんぴらの金丸座などの歌舞伎絵を描いていますが、東京の浅草公会堂などの歌舞伎絵も手がけています。私も何十年も前から、穂束さんの芝居絵が掲げられた劇場(というより、芝居小屋と呼ぶほうがふさわしい趣となります)の前を通ると、わくわくしてきたものです。
穂束さんは平成8年には日本演劇興行協会から表彰を受けています。日本画家としても精神性の高い作品を発表し、後進の指導育成にも尽力してきました。
西宮市民として今回の受賞を心より喜びたいと思います。
大阪松竹座
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