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山村流と上方歌舞伎
9月9日、ピッコロシアターで、山村流六世宗家、山村若さんの話を聞く会がありました。チラシには「山村若」とありましたが、実はすでに、この夏、流祖の名である山村友五郎を三代目として襲名しており、長男の方が山村若を襲名しています。チラシが撒かれてから、四柱推命により、種名を急ぐことになったのだそうです。
山村流は大阪の花街で舞われてきた座敷舞ですが、商家の子女の教養としても親しまれて、谷崎潤一郎の『細雪』では、四姉妹の末娘(こいさん)が山村流の舞を披露しています。座敷での「舞」として発展したわけですが、初代友五郎は、三代目中村歌右衛門の振付師としても名を成したので、山村流の中には、しっとりとしてスタティックな座敷舞の系譜と、上方歌舞伎舞踊としての系譜の両方があり、歌舞伎や宝塚歌劇の振付なども幅広く手掛けてきました。(三代目友五郎の父は、『ベルサイユのばら』の演出家として名高い植田紳爾さんです)
来る正月、四代目中村鴈治郎が誕生します。 文楽でも、吉田玉女が、戦後の名人だった吉田玉男の名を継ぐことになりました。
大阪の新しい時代が始まっています。
長唄「浦島」
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